エラスチン
原料のご紹介
肌の弾力を担う『エラスチン』
エラスチンは皮膚の真皮、腱、靭帯、血管壁等などに存在するたんぱく質です。
名前の由来は英語の「elastic(弾力・伸縮性のある、しなやかな)」によるもので、その名の通りゴムのように伸縮する性質を持ちます。
コラーゲンやヒアルロン酸と共に美肌に欠かせない成分として知られ、コラーゲン同士を結びつける、いかだの紐のような役割を持ちます。
赤ちゃんはあまりエラスチンを持ちませんが、成長と共に量が増え20代後半でピークを迎えます。
その後、加齢や紫外線などの外的ストレスによって減少しますが、壊れたエラスチンは基本的には再生しないと言われています。
体内でエラスチンが不足すると、コラーゲンを結びつけることができなくなり、肌の弾力が失われて、シワやたるみに繋がります。
肌以外にも血管の柔軟性が失われ、動脈硬化や心筋梗塞、脳血栓を発症するリスクが高くなります。
エラスチンに期待される効果
肌弾力の改善
肌の真皮中にあるエラスチンとコラーゲンによる基盤がしっかりとしていることと、その間を埋めているヒアルロン酸が十分に保持していることによって、肌のハリや弾力が保たれます。
コラーゲンやヒアルロン酸だけでなく、エラスチンを補充することは、シワやたるみを防ぎ、肌弾力の改善に繋がります。
動脈硬化の予防
動脈硬化によって、血管の弾性線維が切れたり壊れたりすると、そこに脂質が沈着し、血管内が狭くなってしまいます。このようにして心臓や脳の細胞が死に至る病気が心筋梗塞や脳梗塞です。
エラスチンが体内に十分ストックされていれば、血管をしなやかに保ち、弾性繊維の破壊を防ぐため、動脈硬化を防ぐことが可能です。
靭帯の機能維持
靭帯は約78~80%がエラスチンです。エラスチンが不足すると、靭帯が伸縮しにくくなり靭帯断裂などの怪我をしやすくなるといわれています。
エラスチンを体内にストックすることで、靭帯のしなやかさを維持することができます。
バストキープ効果
バストはクーパー靭帯とよばれる靭帯によって保たれており、バストの下垂を防ぐ役割を果たしています。
エラスチンを補充して、クーパー靭帯を維持することでバストの形をキープします。
1日推奨摂取量
推奨量は設定されておりませんが、1日100mgくらいを目安に摂るといいでしょう。
化粧品表示名称
エラスチン、エラスチンアミノ酸、加水分解エラスチン、水溶性エラスチン
エラスチンでサプリメントまたは化粧品を製造する場合
エラスチンは魚(カツオ、マグロ、タラなど)由来のものと豚由来のものがございますので、ご希望の場合はその旨をお伝えください。
カプセル、打錠、ゼリー、ドリンク、各種化粧品の製造が可能です。
新しくエラスチンを使ったサプリメント、化粧品の製造をご検討中の方はお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
本ページに記載されている内容は、健康食品・化粧品などの製造を検討されている方を対象として掲載しております。一般の方への提供を目的した情報掲載ではございません。
サプリメントや健康食品、化粧品の製造販売をご検討中の方はお気軽にSUNAO製薬までお問い合わせください。