OEM（受託製造）コラム
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どこで売る？サプリメントの販売チャネル5選｜特徴・メリット・デメリットを徹底解説
サプリメントを製造しても、販売チャネル選びを間違えると売上が伸びません。
販売チャネルには種類がありますが、それぞれ向き・不向きがあります。
その為、どのチャネルが商品との相性が良いかを的確に判断して戦略的に選ぶ事が重要です。
この記事では、主要となる5つの販売チャネルの概要と、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
これから商品の製造・販売を始める方はこの記事を参考にして、ご自身で対応出来そうなチャネルを判断し販売に活かしてください。
SUNAO製薬では、サプリメントのOEMをお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。
目次
サプリをインターネット通販（自社ECサイト・ECモール）で販売する
インターネット通販は、インターネットを通じて全国へ商品を販売できる王道のチャネルです。
大きくわけて、自社ECとモール型（楽天・Amazonなど）の２パターンがあります。
自社ECサイトのメリット
自社独自でドメインを取得して開設したりオンラインのサービスを利用してショップを準備し、そのサイト上で商品を販売するECサイトです。
サイトのデザインから機能、運用まで全てを自由に作る事が出来ます。
自社ECサイトの場合、顧客データを取得する事が可能な為、売上アップやブランド力向上に繋がるCRM施策をする事が出来ます。
キャンペーンや定期購入、ステップメールでの継続的なフォローなど、最適なアプローチをする事でリピーター育成がしやすくなります。
デザインも自由に作り込めるので、ブランドの世界観が表現しやすい点もメリットの一つです。
自社ECサイトのデメリット
初期設定が何もない状態からサイトを作らなければいけません。
また、集客には広告費やSEO対策が必要になります。
SEO対策は正しい知識とテクニックが必要になるので初心者には難しいのが現状です。
外部に委託する事も出来ますが、その場合は別途費用がかかります。サイトの作りこみや運用など、全て0から作る為手間とコストがかかります。
モール型通販のメリット
モール型通販とは、多数の企業のECサイトが出店しているショッピングサイトです。
ECモール自体の知名度や集客力がある為、商品をアピールしやすく売れやすいメリットがあります。
また、商品登録などは型が既に出来上がっており、それに従って入力するだけなので簡単に作る事が出来ます。
サイトの作りこみや運用が必要ない為、少ない初期費用と時間で始める事が可能です。
モール型通販のデメリット
モール型通販を使用する場合、販売手数料や決済手数料が発生する為その分の利益率は下がります。
また、多くの企業が出店している為、競合が多く比較されやすいのが現状です。販売する商品によっては、価格競争になりやすい為注意が必要です。
また、自社サイトと違って顧客情報が取得できないのでCRM施策には制限があります。サイトのデザインもある程度の型と制限がある為、ブランドの世界観が表現しきれないサイトになる可能性もあります。
サプリを代理販売（売れた分だけ手数料を払う方式）する
飲食店や美容室・整骨院などの店舗に商品を置かせてもらい、売れた分に対して報酬を支払う販売方法です。
店舗側は大きな在庫を抱える必要がない為、リスクが少なく導入しやすいメリットがあります。
メリット
お店を構える必要がない為、少ない初期費用で気軽に始める事ができます。
店舗に来るお客さんに売り込む事ができるので集客の必要もありません。
最初の店舗で成功して他店舗展開につなげる事ができれば更なる売上アップが期待できます。
デメリット
店舗の販売力ややる気に依存する形となるので、場合によっては思うように販売できずに在庫が余ってしまうリスクが考えられます。
日々の店舗との連携がうまく行かなかった場合、精算や商品管理など煩雑になる可能性があります。
サプリを卸（ドラッグストア・バラエティショップ向け）で販売する
小売業者に商品をまとめて卸し、店舗で販売してもらう方式です。BtoBの法人取引が中心
になります。
メリット
ケース単位での取引となる為、一度にまとまった数量を出荷する事ができます。
全国展開している卸先と取引ができれば、一気に販路を広げ大きな売上アップが期待できます。
小売店の集客力を活用できる為、自身で集客する手間を省く事ができます。
デメリット
卸値での取引となる為、その分利益率は低くなります。
導入につなげる為には、商談や契約条件の交渉が必要となる為、その分の時間がかかります。
大手の量販店で取り扱ってもらう為には実績が必須となる事が多く、実績が少ない商品の導入は難しいのが現状です。
また、大手量販店の場合、直接取引できるケースは少なく仲卸業者などを介す事が殆どな為、その分利益率は低くなります。
売上は小売店の販売力に依存する形になる為、売上が伸びない場合でも自身でコントロールしにくいデメリットもあります。
サプリを店頭販売（自社実店舗での販売）する
自社店舗を持っている場合、対面でサプリなどの商品を販売する方法があります。
健康食品店やジム、サロン経営者などが向いています。
メリット
直接商品の魅力を説明できるので、的確に商品の良さを伝える事ができます。
既にお店に来ているお客様であれば、信頼関係ができている為購入に繋げやすく、リピーターになる可能性も高いです。
手数料の支払いもないので、最も利益率が高い販売方法です。
デメリット
商品説明などの接客や、在庫管理などすべで自身もしくは在籍スタッフで行う必要がある為手間は増えてしまいます。
店舗の運営コストがかかる為、利益がしっかり出ているかを見極めて販売する必要があります。
サプリをクラウドファンディング（Makuake・CAMPFIREなど）に出品する
インターネットを通して不特定多数の人から資金を集め、返礼品として商品を渡す方法です。
詳しくは別の記事で紹介していますんのでご確認ください。
クラウドファウンディング（以下、クラファン）という言葉を耳にしたことがあるかと思います。 これはインターネット上で不特定多数の人々から資金を集める仕組みです。 個人や中小企業が新商品やサービスを提供する際の資金調達手段として広く活用されて[…]
メリット
どの位のリアクションがもらえるかを知ることができる為、市場ニーズを事前に確認する事ができます。
また、話題作りにもなる為、メディアやSNSで取り上げてもらいやすくブランド認知度向上にもつなげる事ができます。
製造前に資金確保ができる点もメリットの一つです。
デメリット
資金集めに繋げるプレゼンが必要となる為、プロジェクトの設計や準備に時間がかかります。
一過性の販売で終わる可能性があるので、クラファン後も継続して売上を作っていく仕組み作りは必要です。
どのチャネルを選ぶべき？目的別・状況別の選び方ガイド
サプリメントの販売チャネルは、商品やブランドの状況によって最適なものが異なります。
また、販売チャネルは、商品の特徴やビジネスの成長ステージに合わせて柔軟に組み合わせていくことも重要です。
初期費用を抑えて始めたい場合
売れた分の報酬のみの支払いとなる代理販売や、事前に資金集めができるクラウドファンディングがおすすめです。
小さくテストをして反応を見ながら拡大する戦略がとれるのでリスクを下げて始める事ができます。
長期的に自社ブランドを育てたい場合
商品の販売だけでなく自社ブランドをしっかり育てていきたい場合は自社ECサイトでの販売が最適です。
顧客データを蓄積できるので、顧客層に合わせた販売戦略を作る事ができます。
店舗やサロンなどリアル拠点をすでに持っている場合
既に店舗がある場合は、顧客との信頼関係は大きな強みにできるので店舗での販売がおすすめです。
自身の言葉で商品の説明ができる為、的確に商品について伝える事ができます。
目新しさやストーリー性が強い商品を売る場合
商品の背景となるストーリー性が強い商品の場合、共感を得やすいクラウドファンディングがおすすめです。
話題性も高いので、メディア掲載やSNS拡散による拡張効果も期待できます。
まとめ
販売チャネルはそれぞれメリットとデメリットがある為、どのチャネルが自社商品と相性が良いか見極めが必要です。
選択肢が多い分、合わないチャネルを選択してしまうリスクもある為、それぞれの特徴をしっかり把握した上で決めるようにしましょう。
SUNAO製薬ではサプリメントのOEM製造をお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。
処方の相談など、お気軽にご相談ください。
