OEM(受託製造)コラム
BLOG
クエン酸入りサプリ製造のアイデアを紹介

クエン酸サプリは、運動後の疲労回復やエネルギー補給を目的としたスポーツサプリメントとして注目されています。
健康志向の高まりやスポーツ人口の増加によりスポーツサプリメントの市場規模は拡大している為、クエン酸サプリの需要も今後高まる事が予測されます。
オリジナルのクエン酸入りサプリを製造する場合、小ロット対応やオリジナルレシピ開発も可能なOEM製造がおすすめです。
この記事では、クエン酸入りサプリをOEMで作る際のポイントについて解説します。
これから商品の製造を検討されている方はこの記事を参考にしてください。
SUNAO製薬では、サプリメントのOEMをお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。
目次
クエン酸とは
クエン酸は、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類に多く含まれる有機酸の一種です。
酸味成分やpH調整として食品や飲料に利用される他、機能性成分としてサプリメントやスポーツドリンクにも幅広く配合されています。
クエン酸は、運動によって蓄積された乳酸などの疲労物質を分解し、エネルギーとして再利用しやすくサポートします。
その為、運動後のリフレッシュや日常の疲労感軽減を目的に摂取されることが多い成分です。
クエン酸ドリンク市場の動向・情報
スポーツサプリメント市場では、疲労回復やエネルギー補給を目的としたアイテムの注目度が上昇しています。
特に、年齢層が高くなるにつれ疲労回復を重要視する消費者が多くなる傾向にあります。
サプリメントの形状は様々な種類がありますが、その中でもドリンクタイプは手軽さ・即効性が評価され、運動前後に使用する商品に高い人気があります。
ドリンクタイプの他に、パウダータイプやスティックタイプなど、携帯性や利便性を重視した商品も多く販売されています。
クエン酸の他に機能性成分を追加して機能性表示食品として販売したり、ビタミン・ミネラルなど他成分を組み合わせてオリジナルの処方で製造した商品が増えてきています。
クエン酸ドリンクがスポーツ用サプリメントとして人気の理由
クエン酸は疲労物質の乳酸を分解し、エネルギーとして再利用しやすくする機能を持ちます。
その為、エネルギー代謝が促進される事での持久力やパフォーマンスの向上も期待され、疲労回復以外でも注目されています。
特に高い利便性や即効性が期待できるドリンクタイプの商品が人気です。
クエン酸サプリに適した商品形状
クエン酸サプリに適した形状を紹介します。ターゲットの使用シーンに合う形状を選ぶ様にしましょう。
パウダータイプ(スティック・分包)
持ち運びしやすく、運動時や外出先でも手軽に摂取できる利便性の高さが特徴です。
ダイレクトに味を感じる為、美味しく風味付けができると続けやすい商品になります。
クエン酸は酸味がある為、レモン風味などの柑橘系がおすすめです。
タブレット・カプセルタイプ
味や酸味が苦手な方にもおすすめの形状です。
アルミ袋やボトル容器に1ヶ月分をまとめて充填する仕様や1回分を小分けにした分包タイプなど、用途に応じて仕様を選ぶ事ができます。
ゼリータイプ
飲みやすさと満足感を両立でき、子どもや高齢者にも人気の形状です。
使用するゲル化剤によっては、pHが低いとゼリー状になりにくい場合があるので注意が必要です。
ドリンク
ドリンクタイプは水分も一緒に摂取できる為、運動の前後に人気な形状です。
ドリンクタイプはセット売りをした場合に商品サイズが大きくなる為、配送の場合送料が高くなります。
その為、販路によっては不向きな形状です。
形状はターゲットの用途に合わせて決めましょう。
スポーツ特性に合わせたクエン酸サプリの設計ポイント
スポーツに特化したクエン酸サプリを作る場合、配合する成分の特性や飲みやすさの配慮などがポイントになります。
ここでは、スポーツ向けクエン酸サプリの設計ポイントについて詳しく紹介します。
商品設計の注意点
クエン酸は強い酸味がある為、摂取量が多すぎると胃腸への刺激や下痢などのリスクがあるので注意が必要です。
また、粉末などダイレクトに味を感じる場合、酸味が苦手な方向けに甘味料やフルーツフレーバーを活用して飲みやすさを工夫すると、どのユーザーにも好まれる商品になるでしょう。
クエン酸はpHを下げる為、ドリンクタイプの場合pHを下げすぎてしまうと容器の腐食や風味劣化の原因となります。
製造時のpH管理や容器選定にも注意が必要です。
製造に関する注意点
クエン酸を単体でサプリメントにする場合、食品添加物としての扱いになります。
添加物単体の製品を製造するには、通常の食品工場とは異なり「添加物製造業」の許可や、特別な設備・管理体制が必要です。
法規制や表示ルールも異なるため、商品企画段階で専門家やOEMメーカーに相談しましょう。
クエン酸の他に食品成分を組み合わせた商品を製造する場合は、通常の許可や設備で製造可能です。
関節回復をサポートする成分を配合
クエン酸は他の有効成分(BCAA、ビタミンB群、ミネラル等)と組み合わせることで、相乗効果や付加価値の高い商品を作る事ができます。
例として、グルコサミンやコンドロイチンなどの関節サポート成分は、短期間の摂取では十分な効果が得られにくく、継続することで関節の健康維持や違和感の軽減が期待できますが、クエン酸や相性の良いビタミンB群の追加する事で相乗効果が期待できる商品になります。
クエン酸サプリの販売のアイデア
クエン酸はスポーツサプリメントとして人気が高い為、一般的なECサイト・ドラッグストアだけでなくスポーツジムなどの販路での展開もおすすめです。
プロテインやアミノ酸サプリ等の他のアイテムとのセット売りや、季節限定フレーバーの販売など売り方に工夫をすれば売上アップが期待できます。
オリジナル商品を作る場合は、クエン酸と相性の良い成分(BCAA、ビタミンB群、マグネシウム、亜鉛など)を組み合わせることで、差別化や付加価値アップを図る事ができます。
商品の製造は、設備が全て整っているOEMでの製造がおすすめです。
小ロット・短納期対応や、オリジナルパッケージデザインの相談が可能なOEM工場も増えてきている為、希望に合う工場を見つけて依頼すると良いでしょう。
OEMで製造する場合、全てオリジナルで作る事ができる為、ターゲット層や用途に合わせて甘味料(ステビア、エリスリトール等)やフレーバー(レモン、グレープフルーツ、梅など)のカスタマイズをするのが人気です。
クエン酸サプリのOEM製造のまとめ
クエン酸サプリは、疲労回復やエネルギー補給の機能からスポーツをする方を中心に人気が高まっています。
クエン酸単体よりも、他の成分を組み合わせて相乗効果が期待できる商品の方が、差別化を作る事もできるのでおすすめです。
もしクエン酸単体の商品を製造する場合は「添加物製造業」など特別な許可や施設が必要になるので注意しましょう。
SUNAO製薬ではサプリメントのOEM製造をお受けしております。製造をご計画中の方はご相談ください。