OEM(受託製造)コラム
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【ジム経営者必見】客単価・リピート率アップにはオリジナル商品がおすすめ

コロナ後、健康意識が高まり、ジムの市場規模は4,503億円(令和4年)から4,886億円(令和5年)となり、伸び率は8.5%と成長市場です(Fiitness Business調べ)。
ジム業界は他店との競争が激しくなっており、多くのジム経営者が収益の上げ方に頭を抱えています。
この記事では、
- 客単価やリピート率を上げたいジム運営者の方
- 収益のポイントを増やしたいジム経営者の方
に向けて、オリジナル商品で客単価・リピート率アップを目指す方法についてご紹介しています。
SUNAO製薬では、化粧品のOEM製造を行っています。オリジナル化粧品を作りたいとお考えの方は、ぜひお問い合わせください。
目次
ジムの客単価の上げ方にお悩みではないですか?
ジムの収益の考え方は「客単価」×「客数(会員数)」×「契約継続率(リピート率)」が基本です。
この中で対策しやすく、利益に反映されやすいのは「客単価」です。
ただ、現状の設備・メニューのままで月額費を上げると、お客様から不満が生まれ、お客様離れにもつながりかねません。
簡単には客単価を上げることができないのが、悩みのたねですよね。
定番の「客単価の上げ方」では費用が必要・・・
お客様に満足していただきつつ客単価を上げるには、設備投資や新たなトレーニングメニューの追加などが思いつきます。
ただ、新メニュー専門トレーナーの雇用となると、毎月の人件費が追加でかかります。
新しいトレーニング機械の導入となると、まとまった金額の初期投資が必要です。
最も代表的なピラティスマシンで1台50〜100万円程かかります。
また、機械の導入やトレーニングメニューの追加となると、改築が必要になるケースも考えられます。
設備投資せずに客単価をグンと上げる方法とは
初期投資や追加の人件費を考えると、客単価を上げることは簡単ではないと感じてしまうかもしれません。
ですが、実は大規模な設備投資をせずに客単価を上げる方法もあります。
それは「オリジナル商品」です。
今いるお客様のニーズに合ったオリジナル商品をつくることで、客単価アップにつながる施策ができます。
具体的な方法としては、「オリジナル商品を月額オプションとして提供する方法」や「店販(店舗販売)」があります。
低コストで変えるなら「店販」がおすすめ
費用の掛かる対策に対して、店舗販売(店販)なら受付などの省スペースで、スタッフ数を大幅に増やさずに始められます。
店販の場合、選択肢として「仕入れ販売」と「オリジナル商品販売」があります。
それぞれのメリット・デメリットについてご説明します。
仕入れ販売とオリジナル商品のメリット・デメリット
▼仕入れ販売のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
少額投資で始められる | 利益率が低い |
有名メーカー商品も取り扱える | 独自の価格設定ができない |
ブランディングされた商品が選べる | 同商品を販売する他店との差別化が難しい |
商品アイデアを練る必要がない | お客様からの意見を反映できない |
▼オリジナル商品販売のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
高利益率の設定ができる | 価格設定が難しい |
ニーズに合った商品を提供できる | ニーズをとらえアイデアを練る必要がある |
他社との差別化ができる | ターゲットが絞られる |
広告効果がある | 自社商品の評価が店舗の評価にもつながる |
「オリジナル商品」で店販を始めると、高利益率で「客単価」を上げる選択肢が増えます。
そのため、いま多くの業界で「オリジナル商品」が選ばれています。
客単価を上げるオリジナル商品のストロングポイント
オリジナル商品の強みは「自由度が高い」ことです。
実は、「自由度の高さ」が客単価アップのカギなんです。
なぜ、一見遠そうな「自由度の高さ」が客単価アップにつながるのかをご説明します。
お客様が求める商品を作れる
会員様のニーズに合ったオリジナル商品を製造・販売することで、商品に価値を感じてくれます。
商品に価値があり、自分に必要だと感じれば購入につながり、客単価が上がります。
また、会員様に限らず同じニーズを持ったお客様からも購入していただける可能性もあります。
自由に利益率を設定できる
オリジナル商品で店販をすることで、高利益率で客単価アップができます。
メーカー商品を仕入れ販売する場合、原価率は7~8割前後で、メーカー希望価格から調整することはできません。
この場合、利益は残りの2~3割からしか見込めません。
ですが、オリジナル商品の場合、利益率は自分で設定することができるため、高利益率で客単価を上げられます。
売り方の具体例ー女性向けジムの場合
女性向けジムの場合は、以下のようなアイデアもあります。
商品アイデア「美容液入り顔ふき取りシート」
- 会員様がジムに通う目的である「美容」に特化した商品。
- 運動後の汗や汚れをふき取りつつ、運動後で開いた毛穴に美容成分が浸透。
- 個包装で荷物にならないミニサイズコスメ。
- ジム後の時短ケアができ、シャワー混雑問題の改善に効果的。
ラクに高利益率が期待できる「オリジナル商品」
店販は、新設備やトレーニングメニューなどの大規模施策に比べると、手軽に始めやすいコスパの良い施策の1つです。
また、オリジナル商品の販売は誰でも高利益率を目指せます。
見込める利益【女性向けジムの場合】
先ほどの商品アイデア「美容液入り顔ふき取りシート」でシミュレーションします。
原価150円で利益率50%に設定した場合です。
3000個売り切った場合、利益は45万円です。
あくまでシミュレーションのため、原価は成分やロット数(注文数)によって変動しますが、販売価格を自分で設定できるため、利益率は50%以上も望めます。
「客単価アップ」だけじゃない4つの効果
「オリジナル商品」での店販は、少し工夫をすれば「客単価」だけでなく、「会員数」や「リピート率」の向上にもつながります。
どういった点で「客単価」「会員数」「リピート率」につながるのか効果からご説明します。
差別化して会員数・リピート率アップ
お客様のニーズに合った商品を提供することで、ジムのブランディングができ、他のジムとの差別化ができます。
差別化することで、お客様がジムを選ぶ基準になり、会員数やリピート率が上がります。
来ていただきたいお客様へアプローチして会員数アップ
オリジナル商品をお試し用サイズで製造した場合、パッケージに店舗情報などを印字することで集客ツールにできます。
集客により、会員数アップが見込めます。
日常使いのアイテムでお悩みを解決しリピート率アップ
ジムではお客様へ運動のサポートはできますが、ジム外でお客様のお悩みを解決するのは難しいですよね。
ですが、オリジナル商品の場合、ホームケア商品でジム外での問題にアプローチすることができます。
お客様のお悩みを解決できるとジムの評価が上がり、リピート率につながります。
「効果を感じられること」が顧客満足度につながる
お客様は健康や美容など、何らかの目的をもってジムに通っています。
オリジナル商品でその目的をサポートできれば、ジムでの効果と商品での効果の相乗効果が起こり、お客様の満足度を満たすことができます。
顧客満足度が上がることで、リピート率アップにつながります。
さらに、商品やサービスに満足したお客様が周囲の方に紹介したり、口コミを書いてくださることがあります。
会員様の顧客満足度はジムを選ぶ基準になり、新規会員数アップが期待できます。
ジム運営の方向け 主なアイテム別 最低ロット数・期間・費用
商品名 | ロット数 | 最短納期 | 費用 |
---|---|---|---|
化粧水・ローション | 500本~ | 3週間~ | 40万円~ |
ジェル・保湿クリーム | 500本~ | 3週間~ | 40万円~ |
日焼止め | 1,000本~ | 4週間~ | 90万円~ |
メイクアップ | 3,000個~ | 5週間~ | 90万円~ |
他にも、洗顔料やシャンプーなど製造できるアイテムがございます。
どんなアイテムが作れるか、知りたい方は化粧品の一覧をご確認ください。
ジム向けオリジナル商品の製造例
オリジナル商品といっても、具体的なイメージがパッとは思い浮かばないですよね。
そこで、ジムでのお客様ニーズを想定したアイテムを3つご紹介します。
ボディ脂肪燃焼セラム(美容液)
理想の体型へのサポートアイテム。個包装で携帯サイズにしたり、ポンプタイプで店頭に設置することもできます。
美容フェイスパウダー(メイクアップ)
汗でのメイク崩れ、ぺったり前髪を予防・改善するパウダー。コンパクトタイプやキャップタイプの容器で荷物を少なくしたいお客様にご提案できます。
ノンケミカル美容下地(日焼け止め)
運動中も安心してつけていられる美容下地。チューブタイプで落ちにくいクリームタイプにしたり、エアゾールタイプで運動後に簡単につけ直せる仕様にもできるので、ジム終わりに使っていただくようご提案できます。
製造から納品までサポートします
化粧品を製造する際には、いくつかの注意点があります。
たとえば、化粧品の製造には化粧品製造業許可や化粧品製造販売業許可が必要です。
ですが、弊社にご依頼いただければ、資格は必要ありません。ジムで販売していただけるオリジナル商品の製造とデザインなども含めてサポートいたします。
ジム向け商品で収益を上げる方法のまとめ
競争が激化するジム業界で、収益を維持することは難しいですが、会費に絞らず、収益のポイントを増やすことも経営打開策の1つです。
SUNAO製薬では、化粧品のOEM製造を行っています。
ジム向けアイテムを作りたいとお考えの方は、ぜひお問い合わせください。