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OEM(受託製造)コラム

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サプリメントのパッケージデザインを依頼する際に必要な項目を解説

自立するタイプの赤いチェック付き袋の写真

サプリメントや健康食品の製造を依頼する場合、包装するパッケージにも気を配らなければいけません。

商品の顔とも言えるパッケージはには気持ちを込めたくなるので、デザインもしっかりと作ってもらいたいと感じるものです。

ただ、依頼するとなると「何をどう伝えれば?」と悩んでしまうこともあるかもしれません。

この記事ではパッケージデザインを依頼する際に、伝えるべき情報や失敗する原因の解説をします。

これからパッケージの制作、パッケージのリニューアルなどを依頼する予定の方は、最後まで読んでいただき実際の制作の際にご活用ください。

SUNAO製薬ではサプリメントのOEM製造を承っております。製造の依頼はお問い合わせまでご連絡ください。

パッケージデザインは商品力の一つとなる要素

スーパーの店内の陳列棚の間の通路の写真

どの販路を通して販売されるかによりその影響度は異なりますが、特に店頭販売の場合にはパッケージデザインが商品の購入につながる大事な要素です。 通常店頭ではパッケージで目を引けないと、商品を手にすら取ってもらえません。

逆にネット通販であれば、販売ページなどで情報の補足ができるので、シンプルなパッケージデザインでも問題ない場合があります。

もちろん一概には言えませんが、店頭販売を中心とする商品はよりパッケージに多くの情報が載っている傾向があります。

包材/資材による特徴の違い

パッケージデザインを検討している様子の写真

サプリメントと一口で言っても形状も様々ですし、それにあわせて包装に使われる資材の大きさや形も様々です。 一般的には以下の表のようなデザインの特徴が包装資材ごとにあります。

包装資材の形状特徴
チャック付きアルミ袋印刷フィルムで全面にデザインを施すことも可能。また、既存の袋にラベルを貼ってデザインを施すこともできる
ガラス瓶・プラボトル円柱形なのでラベルを貼り付けてデザインを施す
化粧箱紙で作られる箱なので、比較的広範囲にデザインを施すことが可能。箱の中に他の包材(ガラス瓶など)を入れる組み合わせのパッケージも可能

もちろん、特殊な印刷(特殊なインク・箔押しやニス)なども可能ですが、費用が高くなるので注意が必要です。 製造しようとしている商品の剤形によっても封入できる資材は異なるので、製造の際に包装資材についても確認するようにしておきましょう。

パッケージデザインの種類については別記事でも紹介していますので、参考にしてください。

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デザイン制作を依頼するための情報

パソコンの前でデザイン作業をしている様子の写真

実際にパッケージデザインを依頼する前に、デザイナーに伝えておくべき情報をまとめました。

事前に準備しておくことで、スムーズに作業に入ってもらえたりトラブルなく作業を進めてもらえるので、必要なものは早めに手配しておきましょう。

必ず入れてほしい情報

既存の商品ラインナップに加えるため製造する場合、会社やブランドのロゴ・マークを入れるよう依頼すると思います。

ロゴタイプやロゴマークは使用規定など使用する上で配慮しなければいけない注意事項も準備されています。 事前にデザイナーと共有しておくことで、あとからのやり直しを防げるので、スケジュールの短縮に有効です。

具体的なターゲット

商品を使ってほしい人物像(ターゲット)を伝えましょう。 ターゲットが決まっていないとそもそも商品作りができませんから、明確にできていなくてもイメージはあるはずです。

マーケティングの手法の一つとして「ペルソナ」という架空のターゲット人物像を決める手法があります。

もし、ペルソナが設定されているのであれば共有するのも一つの方法です。

ターゲットが購入する商品からパッケージデザインをイメージしてみたり、購入する際に何を重視するのかを想像したりと、ペルソナを活かしてデザインに必要な情報を決めていけます。

与えたいイメージ/伝えたいメッセージ

製造する商品の強みとも言える部分を、明確に決めておきましょう。

セールスポイントと言ってもいいでしょう。 購入する人に最も伝えたいメッセージを決めておくことで、パッケージデザインの方向性が決まります。

なお、デザイン制作側にはメッセージだけでなく、なぜそのメッセージになったのかの理由や意図も共有すると、より理解が深まりイメージのすれ違いが起きにくくなります。

色やモチーフ

色や入れてほしいモチーフもパッケージデザインには重要な要素です。

パッケージに入れてほしい色がある場合には、赤・青などの色名だけでなく具体的な例を上げて伝えると認識のズレが少なくなります。

例えば

  • コンビニの◯◯のロゴの色の赤
  • お菓子の●●●の緑

など、商品や一般的によく目にするものを例えにするのも一つの方法です。

もちろん色の参考となる画像をデータで共有するもの良い方法です。

イラストや画像

ロゴと同様にイラストや画像など、ブランディングの観点で入れておきたいデザインは、事前に準備しておきましょう。

ただ、提供する画像が印刷で使用できるものであるかどうかも重要です。 一般的には使用する画像は以下のような条件をクリアしておく必要ががあります。

種類条件
画像縦横の画素数が印刷に耐えられる大きさのもの。ネット上の画像は印刷物に使用すると画質が悪くなります。
イラストやロゴ印刷物の編集に使われるAdobe社のイラストレーター形式のもの

当然ですが、著作権を侵害するような画像の使用を依頼してはいけません。

必ず、使用しても問題ない画像をデザイナーに提供するようにしましょう。

掲載するべき情報

パッケージ裏面の栄養成分表示の写真

サプリメントにはパッケージに記載しておかなければいけない情報があります。

特に裏面(パッケージの裏側)に記載する裏面表記には、法律で決められた記載事項もあります。

パッケージに記載する裏書きについては、別の記事で解説していますので、参考にしてください。

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無地のパッケージとボトルの画像

また、バーコードを印刷する場合には事前にバーコードを取得しておく必要があります。

バーコードの数字をデザインを依頼する段階で準備しておきましょう。 バーコードが不要な場合もあるので、以下のバーコードの解説記事を参考に、申請・準備を進めておきましょう。

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ペットボトル飲料のラベルに印刷されたバーコードの写真

参考のパッケージデザインを探せるサイト

パソコンを操作している女性の写真

パッケージデザインを考えようにも、どんな物が世の中にあるのかわからない場合もあるかと思います。

ここではパッケージデザインの参考になる画像が検索できるサービスを紹介します。

Pinterest

ピンテレストは、様々な画像があつめられて検索できるサービスです。 「パッケージ」や「パッケージデザイン」と検索すると多くの画像が表示されます。

https://www.pinterest.jp/

Packaging Of The World

海外のパッケージを集めたサイトです。 検索は英語で入力する必要がありますが、海外の色々なパッケージデザインを参考にできます。

https://packagingoftheworld.com/

Pentawards

毎年開催されているパッケージデザインのコンペティションのサイトです。 世界中の優れたパッケージデザインが掲載されているので、エッセンスをパッケージデザインに活用しましょう。

https://pentawards.com/directory/en/page/the-winners

まとめ

パッケージデザインは商品をアピールするために必要な重要なものです。

ただ依頼する方の思いや目標なども反映しなければ良いデザインにはなりません。

イメージやモチーフなど多くの情報をデザイナーに共有し、ともに作り上げていくことが成功の秘訣です。 そのためには

  • 必ず入れてほしい情報
  • 具体的なターゲット像
  • 与えたいイメージ/伝えたいメッセージ
  • 色やモチーフ
  • イラストや画像

これらをデザイナーに共有して、共通のゴールを向けるようにしましょう。

SUNAO製薬ではサプリメントのOEM製造をお受けしています。製造だけではなく、パッケージデザインもお受けする事が可能です。

製造をご検討の方は、是非SUNAO製薬へお問い合わせください。

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