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ペット用口臭サプリが注目度 拡大中|OEM製造で作る場合の注意点・形状や販売方法を解説

犬に向かって右手に持ったサプリメントを差し出す写真

ペットの口臭ケアは、多くの飼い主が注目している問題の一つです。

ペット用口臭サプリ市場は年々拡大しており、特に室内で飼われている犬や猫では、日常的な口腔ケアの重要性が高まっています。

商品を作る際、OEMに依頼する事でオリジナルのペット用サプリを製造する事が可能です。

この記事では、ペット用口臭サプリの開発のポイントについて紹介します。

これから商品の製造を検討されている方はこの記事を参考にしてください。

SUNAO製薬では、サプリメントのOEMをお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。

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ペットの口臭の原因

人の目の前で子犬があくびをしている写真

ペットの口臭は、単なるにおいの問題ではなく、口腔環境や体調不良のサインであることも少なくありません。

主な原因として、まず多いのが歯垢や歯石の蓄積による細菌の繁殖です。歯に付着した歯垢が硬化して歯石になると、そこに細菌が増殖し、口臭の発生源となります。

また、これが進行すると歯周病や口内炎などの口腔トラブルを引き起こし、さらに強い臭いを伴うこともあります。

次に、食べかすやフードの残りが口内に残ることも、悪臭の原因となります。

歯の隙間に残った食べかすは時間とともに腐敗し、細菌の温床となります。さらに、消化器系の不調や内臓疾患が原因で口臭が強くなる場合もあります。

腸内環境の乱れや肝機能の低下によって、体内から発生するガスが口臭として現れることがあるため、単なる口内ケアだけで改善しないケースも見られます。

このように、ペットの口臭は多面的な原因によって起こるため、口腔ケアと体内ケアの両面からのアプローチが重要とされています。

ペット用サプリと人間用サプリとの違い

両手に種類の違う錠剤を乗せている写真

ペット用サプリは、人間用のサプリと似た形状や成分を含むことがありますが、設計や安全性の基準には明確な違いがあります。

大きな特徴として、ペット用サプリは動物の体質や消化機能に合わせて設計されている点が挙げられます。人間と比べて代謝や吸収経路が異なるため、同じ成分でも適切な配合量の調整が必要となります。

また、人間用と共通する原料を使用する場合でも、配合量や安全性は動物の基準に合わせて慎重に設定されます。

さらに、人間用サプリは健康維持だけでなく美容サポートなど様々な目的で作られているのに対し、ペット用サプリは動物の健康と安全性を最優先として設計されています。

嗜好性や摂取しやすさにも配慮し、ストレスなく続けられる工夫が施されている点も特徴です。

ペット用口臭サプリの形状と特徴

 

ペット用口臭サプリは、動物の種類や年齢、嗜好性に合わせてさまざまな形状を作る事ができます。

無理なく続けられることが重要なため、与えやすさと吸収効率を両立した形状設計が求められます。

ここでは、形状毎の特徴について紹介します。

粉末タイプ

フードやおやつに混ぜるだけで手軽に与えられ、消化吸収も良好です。

嗜好性の高い原料を使用すれば、味に敏感なペットでも抵抗なく摂取できる商品を作る事ができます。

錠剤タイプ

錠剤タイプは計量が容易で、保存性や携帯性に優れています。

1粒あたりの含有量を正確に調整できるため、継続的な摂取管理がしやすい形状です。

カプセルタイプ

カプセルは匂いや味をマスキングできるため、風味に敏感なペットに適しています。

苦手な原料特有の香りを抑えることができるため、使用する原料の幅を広げることが可能です。

その他

最近ではゼリータイプやペーストタイプ、液体タイプも増えてきています。

おやつ感覚で与えられる嗜好性の高い商品や、飲み水に混ぜて与える形状など、飼い主のライフスタイルに合わせた商品が人気です。

ペット用口臭サプリの製造で重要なポイント

ドッグフードと種類の違う錠剤や液体が瓶に入っている写真

ペット用口臭サプリの製造では、単に有効成分を配合するだけでなく、嗜好性と安全性の両立が非常に重要です。

特に口臭対策サプリは続けて与える事が多い為、ペットが自ら進んで口にしたくなるような工夫が重要です。

ペットが好む味や香りの調整

動物は人間よりも嗅覚が敏感で、少しの違和感でも摂取を嫌がる場合があります。

そのため、主原料や有効成分の風味を考慮しながら、チキンやビーフ、魚介系など動物が好む香りや風味を付与することが効果的です。

商品を作る際、試作は必ず行いましょう。

安全性を重視した添加物の選定

香料や甘味料、保存料などを使用する場合でも、動物の体に影響を与えない安全性の高い原料を選ぶことが不可欠です。

人間にとって問題のない成分でも動物には有害となる場合があるため、動物専用の基準に基づいた配合設計が求められます。

法規制対応と品質管理のポイント

薬の混ざったキャットフードを猫が食べている写真

ペット用サプリメントを製造・販売する際には、ペットフード安全法の規定を遵守することが必須です。

ペットフード安全法は犬と猫を対象としており、成分表示や原料の記載、保存方法などについて細かく規定されています。

この法律により、飼い主が安心してペットに与えられるよう、ペットフードの品質と安全性が確保されています。

商品を製造する際は、これらの基準に沿ってパッケージ表示やラベル作成を行う必要があります。

また、製造工程では原料受入れから製品出荷までの一貫した品質管理体制が求められます。ペットに安全で安心な製品を提供する為専用の工場での製造もおすすめです。

差別化戦略とマーケティングアプローチ

ポイントと書いたブロックを指示棒の写真

ペット用口臭サプリの市場は年々拡大していますが、競合との差別化を図ることが、ブランド成功の鍵となります。

OEMで製造する際には、以下のポイントを押さえることで、より訴求力のある製品を開発できます。

差別化戦略

体格に合わせた容量設定

大型犬向けには大容量パック、小型犬や猫向けには少量パックを用意するなど、体格や消費量に応じたラインナップを設計することで、飼い主にとって使いやすい商品になります。

また、賞味期限や使用量に応じたシリーズ展開を行うことも、購入のしやすさや継続率向上に効果的です。

年齢別ラインナップ

ペットは子犬・子猫からシニア犬・シニア猫まで年齢は幅広く、年齢毎の悩みも違います。

その為、年齢ごとの健康ニーズに応じた成分設計を行うことで、信頼性と専門性をアピールする事ができます。

マーケティングアプローチ

専門家の監修

「獣医師推奨」の様な専門家の監修や推奨の有無を明示することで、飼い主の安心感を高め、購入意欲を向上させることができます。

販売チャネルの選択

ネット通販で幅広くアプローチする他に、動物病院やトリミングサロンといったターゲットに合った店舗での販売を併用することで、ブランド認知と信頼性を同時に向上させることが期待できます。

よくある質問

ペット用口臭サプリをOEMで製造する場合、一般的な最小ロットはどのくらいですか?
形状や資材によって異なりますが、SUNAO製薬ではラベル+アルミジップ袋の場合おおよそ1,000袋から対応可能です。小ロットから製造可能なため、リスクを抑えて販売スタートできます。
開発相談から初回納品までに必要なリードタイムは?
形状や資材などによって異なります。処方が決まっているものに関しては最短3~4カ月、新規処方で嗜好性テストを繰り返す場合は6カ月以上が目安です。パッケージデザインや法定表示の校了が遅れると全体スケジュールに影響するため、早めの準備がポイントです。
口臭対策に配合される代表的な有効成分は?
代表的な以下のようなものが挙げられます。
・乳酸菌・ビフィズス菌などのプロバイオティクス
・ラクトフェリンやオリゴ糖などの腸内環境改善素材
効果と同時に嗜好性への影響を考慮して配合割合を決めるのが鉄則です。
人間用サプリに使用される原料をペット用にもそのまま使えますか?
原料そのものが動物に禁忌でないか確認した上で、犬猫の推奨摂取量に合わせた配合量へ再設計する必要があります。

まとめ

デスク上に並べられたたくさんの資料とそれを囲む社員の写真

ペットの口臭は、単なるエチケットの問題ではなく、口腔環境の乱れが大きな原因となります。

そのため、口臭ケアを重要視する飼い主は多くいます。

ペット向けサプリメントを製造する際は、使用する原料や処方が人間用とは異なる点に注意が必要です。

ペットフード安全法の規定を厳守しながら、嗅覚に敏感な動物でも嫌がらずに摂取できる商品設計にすることが、継続的な摂取につなげる大きなポイントとなります。

SUNAO製薬ではサプリメントのOEM製造をお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。

処方の相談など、お気軽にご相談ください。

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