OEM(受託製造)コラム
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失敗しないOEMでの健康茶づくり!初心者でも安心の原料・製造と秘訣

健康茶は自然由来の成分を活かした健康商品として人気があり、派手さはありませんが長く商品が存在しているジャンルです。
お茶系ドリンクの国内市場は、お茶を飲む日本の文化も相まって緩やかに推移しています。
この記事は、これから健康茶を使って商品を製造し販売しようと考えている方向けに健康茶をOEMで製造する基本から商品開発のポイントまで詳しく解説します。
これから商品の製造を検討されている方はこの記事を参考にしてください。
SUNAO製薬では、サプリメントのOEMをお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。
目次
健康茶の基本とメリット
健康茶は、使用する素材が持つ成分の違いにより様々な効果が期待できる商品です。
例として、抗酸化作用や脂肪燃焼効果、リラックス効果などがあげられます。
医薬品のような即効性のあるものもありますが、日々の生活の中で継続的に飲む事で、徐々に健康維持に関与してくると考えられています。
OEMで製造するメリットは
健康茶を製造する場合、製造場所やスタッフの確保から始めると膨大な時間と費用がかかり現実的ではありません。
OEMに依頼すると、OEM先の設備を使用できる為時間も費用も必要最低限で作る事が出来ます。費用を抑えて商品を作る事ができる為、特に小規模事業者はOEMに依頼する事をおすすめします。
主要な健康茶の種類と効果効能
一口に健康茶と言っても、緑茶ベースやハーブティーベースなど、複数のカテゴリがあります。
どのお茶をベースにするかは、お茶に含まれる成分の機能とターゲットの需要が合うものを選ぶと良いでしょう。
例えば、緑茶ベースの物は、強い抗酸化力を持つカテキンが含まれていますが、カフェインも含まれています。
その為、子供や妊婦などカフェインを避けたい層がターゲットの場合は緑茶ベースは向きません。カフェインを含まない健康茶を作りたい場合は、麦茶やルイボスがおすすめです。
ターゲットや目的に合わせてお茶の主原料を決めると良いでしょう。
健康茶に使われる主な原料
健康茶は、原料そのものが持つ成分の効果を活かす場合が多いので、それぞれの原料の特徴を知る必要があります。
ここでは健康茶に使われる主な原料を紹介します。
緑茶
強い抗酸化力を持つカテキンが豊富に含まれています。カフェインも含まれている為、カフェインを避けたい方がターゲットになる商品には向きません。
ルイボスティー
ルイボスは、南アフリカのセダルバーグ山脈一帯でしか栽培されていない希少な植物です。
南アフリカの先住民は、ルイボスティーを「不老長寿の飲み物」として日常的に愛飲していたと言われています。
ルイボスティーには、強力な抗酸化力をもつフラボノイドやミネラルが豊富に含まれている事から美肌、むくみ改善、便秘解消などの効果が期待できます。
特に女性に人気のお茶です。
ハーブティー
カモミールやミントなど「ハーブ」と呼ばれる植物の葉や茎、花、果実などを乾燥させてお茶にしたものです。ハーブには、香りによるリラックス効果や薬理効果が期待できます。沢山の種類があるので、何種類か組み合わせて作る事でオリジナルのお茶を作る事が出来ます。
ほうじ茶
ほうじ茶は、緑茶を強火で焙煎して作られるお茶です。
香ばしい香りが特徴で、緑茶と比較してカフェインは少ない為、幅広い層に好まれているお茶です。
オリジナルの配合でお茶を作る時のベースとして使用するのもおすすめです。
ジャスミンティー
ジャスミンティーは、茶葉にジャスミンの花の香りを移して作られたお茶です。
華やかな香りが特徴的で、鎮静作用のある成分も含まれている事から心身をリラックスさせてくれる機能があります。
他にも茎や根、種子、果実などからつくられる
他にも、植物のあらゆる部分を使って作られたお茶は多数あります。
それぞれ有効成分や期待できる効果、風味が違う為、出したい効果や作りたい味に合わせて選びましょう。
健康茶の製品形態
健康茶の製品形態について紹介します。使用するシチュエーションによって適した形態が変わる為、ターゲットの使用シーンに合わせて選ぶようにしましょう。
粉末や顆粒タイプ
水やお茶に溶かして飲むタイプです。
顆粒は粉末を溶けやすく加工してある物で、粉末と比較して飛び散らず溶かしやすい特徴があります。
まとまった量をボトルに充填するタイプや、1回分を分包包装するタイプが多くあります。利便性の高さを優先する場合は分包にする事をおすすめします。
ティーバッグ
葉や茎などを加工して紙製の袋に入れた形態です。
個包装やチャック付きアルミ袋に入れるなど、色々な包装が可能です。葉や茎がそのままの状態なので、粉末と比較するとお茶感を出す事が出来ます。
茶葉をそのまま袋に詰める
葉や茎などを紙製の袋に入れず、そのままの状態で袋詰めしたタイプです。
ティーポットに葉とお湯を入れて成分を抽出します。他の形状と比較して加工工程が少ない分、コストを抑えて作る事が出来ます。
健康茶の特徴付けのアイデア
商品を長く使ってもらうには、商品の特徴付けが必要です。
健康茶は、健康維持を目的に飲まれる事が多く、気に入れば日常的に飲み続けてもらえる商品です。
普通のお茶にはない具体的な効果を表現する事ができれば、継続摂取に繋がるでしょう。
効果が伝わっても美味しくないと継続摂取につながりにくくなる為、美味しいお茶にする事も重要です。
味が重要なので、試作をして実際に確認することをおすすめしています。
効果を表示できる食品として製造する
食品は、パッケージや広告に効果効能を記載する事が出来ません。
記載したい場合は、特定保健用食品や機能性表示食品にする方法があります。
ただし、それぞれ記載の許可を得るには費用と期間が必要になります。
特定保健用食品は国の審査が必要となり、最も費用と期間がかかるのであまり現実的ではありません。
また、機能性表示食品もある程度審査に時間がかかる為、短納期で商品を販売したい場合にはおすすめしません。
栄養機能食品は、表現できる栄養素は限定的ではありますが、費用と期間をかけずに作る事が出来ます。
例えば、ビタミンA+緑茶で目がスッキリするお茶など、コンセプトに合う栄養素を選ぶのも良いでしょう。
まとめ
健康茶はお茶を飲む日本人にとって馴染みやすく、良さと美味しさが伝われば継続してもらいやすい商品です。
茶葉の種類も豊富な為、組み合わせる事でオリジナルの商品が作りやすいメリットもあります。
商品を製造する場合は、OEMに依頼すると時間と費用の両方を必要最低限に出来る為おすすめです。
SUNAO製薬ではサプリメントのOEM製造をお受けしております。製造をご計画中の方はお気軽にお問い合わせください。