OEM(受託製造)コラム
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サプリメント製造の期間を完全解説|形状別の納期とその理由

商品の製造期間は、事業計画に直結する重要な要素です。
商品の製造は必ず一定の期間が必要となる為、「できるだけ早く始めたい」という想いと実際にかかる期間にはギャップが出てしまう事があります。
製造期間を正しく理解することで無理のない事業計画とリスクのない商品製造が可能となります。
この記事では、サプリメント製造にかかる期間や注意点を詳しく解説します。
これから商品の製造を検討されている方はこの記事を参考にしてください。
SUNAO製薬では、サプリメント・健康食品のOEM製造をお受けしております。製造をご計画中の方はお気軽にお問い合わせください。
目次
なぜ製造期間を知っておくことが重要なのか

サプリメント製造では、製造期間を正しく把握しておくことが重要です。
販売開始までにどれくらい時間がかかるのか分からないまま進めてしまうと、販売計画や資金計画に大きな影響が出てしまうためです。
商品の製造は、試作・原料手配・デザインなど資材の製造・本製造など工程が多く、各工程に一定の期間が必要となります。
もし製造期間を見誤ってしまうと、予定していた販売日に間に合わないといったトラブルが発生し顧客からの不信感につながったり、シーズン商品は販売が見込める時期に間に合わないという事もあります。
その為、製造に必要な期間を正しく理解し、余裕をもったスケジュールで事業計画を立てる必要があります。
適切な期間を把握しておくことで、全体的な計画がスムーズになり、事業運営の成功にもつながります。
サプリメントの形状別製造期間

サプリメントの製造期間は、選ぶ形状によって変わります。
事前に把握しておくことで、スケジュールも立てやすくなるので確認しておきましょう。
ここでは、SUNAO製薬で対応する場合の代表的な形状別に製造期間と最小ロットの目安をご紹介します。
| 形状タイプ | 最短納期 | 最小ロット |
|---|---|---|
| ハードカプセル・ソフトカプセル | 2ヶ月~ | 5万粒~ |
| 打錠(錠剤) | 1.5ヶ月~ | 30kg~ |
| 顆粒(青汁など) | 2ヶ月~ | 30kg~ |
| ドリンクタイプ | 2ヶ月~ | 2,000本~ |
| ゼリータイプ | 2ヶ月~ | 3万包~ |
これらの期間は、あくまで目安となり最短納期は確約できるものではありません。また状況により金額は変動いたします。
詳細はSUNAO製薬で製造できるアイテム一覧ページをご参照いただくか、お問い合わせください。
実際の製造期間は、原料の調達状況、包装資材の手配、工場の稼働状況などにより大きく変動します。
スケジュールは都度工場に確認し、余裕のあるスケジュール設計をしましょう。
製造期間がかかる3つの主な理由

製造期間がかかる主な理由について説明します。
それぞれ商品の製造には欠かせない工程なのでしっかり把握しておきましょう。
工場のライン込み具合
商品の製造では、工場のラインの混み具合によって、製造開始のタイミングが前後することがあります。
特に年末年始やゴールデンウィークのような長期休暇前後は、通常よりもスケジュールが埋まりやすく注意が必要です。
製造期間を正確に把握する為には、早めにラインの稼働状況などを確認しましょう。
製造工程の数
商品の製造期間は、どれだけ多くの工程を必要とするかによっても大きく変わります。
たとえば、ラミジップなどの袋にそのまま充填するだけの包装であれば、工程数が少なく比較的スムーズに進行します。
一方で、分包などの個包装にする場合は、一つ一つ個分けにする工程が増えるため、その分時間が必要になります。
分包は、工程は増えますが商品を持ち運びができるメリットはあります。
スケジュールの他にも、販売価格やターゲットも加味しながら仕様を決めるようにしましょう。
セットアップの工数
製造工程の他に、充填された商品を販売できる最終形の状態に仕上げる「セットアップ」の工数によってもスケジュールが変動します。
化粧箱やボトルなどを使用する場合、製品を完成させた後に箱詰めやラベリングなどのセットアップ工程が追加されます。
また、商品説明書など封入するものはあるか、ポップなど貼り付けるシールがあるかなど細かい作業が入る場合も、その分スケジュールは伸びやすくなります。
その他の影響要因
他にも、原料の調達や包装資材の準備状況も影響します。
原料調達は、特に海外からの輸入原料や希少な原料は、調達に時間がかかる場合があります。
原料が全て揃う日が確定しないと、製造ラインを確保する事ができません。
他にも、ラベルの表記に必要な5大栄養成分の量を分析する期間も忘れてはいけません。分析には一週間ほど時間がかかります。
栄養成分はパッケージに記載しなければなりませんので、分析結果がでないとパッケージデザインは完成しません。
更に特定の成分を分析する場合には、追加で日数が必要になるので、デザインの作成スケジュールに影響がでてきます。
さらに化粧箱やラベルなどの包装資材は、製造前に工場に届いていなければ、製品の充填や包装作業ができません。
デザインの作成や資材の調達・配送スケジュールも見落とせない工程であり、これらの遅延が全体のスケジュールに影響を及ぼします。
製造期間を短縮するためのポイント

もし、短い期間で商品を製造したい場合は、工数のかかるものを減らす事をおすすめします。
例えば、個包装などを避けてシンプルなチャック付き袋を選ぶ事で、資材の調達や充填の効率化を図る事ができます。
また、調達が難しい原料を避けた処方検討も、原料調達の期間を短縮する事ができます。
資材については、オリジナル資材にこだわらず既存の包装資材を活用することで、コストと納期の両面を抑える事ができますので、製造パートナーとは密にコミュニケーションを取り、スケジュールの進捗を定期的に確認しながら調整を行うことも大切です。
製造期間を踏まえた計画の立て方

商品の製造計画を立てる際は、製造スケジュールは最短納期ではなく必ず余裕をもった期間で計画を立てましょう。
具体的には、最短納期に対して2週間から1ヶ月程度のバッファを設けると安心です。
製造開始時期は販売開始時期から逆算して決めると、スケジュールミスが起きにくくなります。
既存の販売チャネルを活用する場合でも、製造期間を考慮した販売計画が必要です。
よくある質問
- 最短納期より時間が延びるのはどんなケースですか?
- 原料の在庫不足、資材デザインの遅れ、工場ラインの混雑、輸送遅延、資材の種類などがあると最短納期より延びることがあります。特に繁忙期はライン確保が難しく、スケジュールが後ろ倒しになりやすいため注意が必要です。
- 形状別に納期が変わるのはなぜですか?(カプセル・錠剤・顆粒など)
- 形状によって使用する機械や工程数、包材仕様が異なるためです。例えば、分包が必要な顆粒やゼリーは工程が多くなり、ボトル充填のみで済む錠剤よりも時間がかかる傾向があります。
- 個包装(分包)にすると納期が長くなるのは本当ですか?
- 本当です。分包は充填、密封、カットなどの工程を1包ずつ行うため工数が増え、ラミジップなどの簡易包装に比べて製造期間が長くなります。
- 製造期間を短縮するためにできることはありますか?
- 既存資材の活用、希少原料を避けた処方、簡易包装の採用などが効果的です。また、工場と事前にスケジュールを共有し、進捗をこまめに確認することで遅延リスクを減らせます。
まとめ

サプリメント製造において重要なのは、製造期間を正しく理解し、余裕をもった計画を立てることです。
これにより、販売開始の遅れなどのトラブルを防ぎ、スムーズな商品販売が可能になります。
商品の製造は多数の工程がある為、それぞれをしっかり管理しながら、製造パートナーと密なコミュニケーションをとる事が成功の鍵となります。
SUNAO製薬ではサプリメントのOEM製造をお受けしております。製造をご計画中の方はご相談ください。
