カルシウム
原料のご紹介
カルシウムに期待される効果
- 骨粗しょう症の予防
- 骨や歯をつくる
- 血液凝固作用
- ストレス緩和作用
1日推奨摂取量
厚生労働省・日本人の食事摂取基準2010年版より、摂取量は平成22年国民健康栄養調査をもとに平均値を算出しています。下記の表をご参照ください。
丈夫な体作りには欠かせない必須ミネラル『カルシウム』
カルシウムは、体内では99%が歯と骨に存在し、人間の骨格を形成しています。
残りの1%~2%は血液や細胞内に存在し、心臓の機能調整や筋肉の収縮や弛緩などの、大変重要な働きをしています。
カルシウムは骨や歯の構成要素としてだけではなく、体の生理機能を調整し心を安定させる働きがあります。
血中に存在する機能カルシウムの働きは筋肉の収縮、神経伝達物質を放出し興奮や緊張の緩和、血液凝固、動脈硬化や高血圧の予防、イライラを鎮めるなどさまざまな生理作用が期待されています。
カルシウムは、食品から摂取することが可能です。カルシウムを多く含む食品は、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品、ワカメ、ひじきなどの海藻類、煮干し、ごま、緑黄色野菜などです。
食べ物から摂取したカルシウムの吸収率は25~50%程度でそれほど高くありません。
カルシウムは活性型のビタミンDが存在しないと腸から吸収されません。ビタミンDは紫外線(日光)に当たると体内で作られるビタミンで、肝臓と腎臓で活性化します。
また、カルシウムは炭水化物と一緒に摂取すると吸収効率を高めることができます。