テアニン
原料のご紹介
テアニンは緑茶に多く含まれるアミノ酸で、旨み成分としても知られています。
高級なお茶ほど多く含まれていて、高級な玉露のお茶と一般の煎茶を比べると、約5倍もテアニンが多く含まれていることが分かっています。
ちなみに番茶など安いお茶にこのテアニンを加えると、高級な玉露のような味わいを楽しめるのだそうです。
テアニンに期待される効果
リラックス効果
テアニンを200mg摂取したところ、30~40分後にリラックスの指標であるα波の発生が有意に増加したという実験結果が報告されていて、抗ストレスに関しても同様の結果が得られています。
また、GABAを増加させる効果もあるのではないかと考えられています。
血圧を下げる
GABAと同様に、テアニンのリラックス効果や抗ストレス効果によって血管の緊張が緩み、血圧を下げるとされています。
疲労回復
テアニンが持つリラックス効果や抗ストレス効果により睡眠の質が向上し、疲労の回復や朝の爽快な目覚めにつながります。
テアニンが多く含まれる食品
テアニンはお茶特有のアミノ酸で、二番茶よりも一番茶、一番茶の中でも若い芽に多く含まれています。
また玉露のように日光を遮って栽培するとアミノ酸からカテキンの生成が抑えられるため、テアニンを非常に多く含んだ状態で育ちます。
カテキンには殺菌効果や抗酸化作用があり、健康のためにどちらが良い、と一概には言えませんが、リラックスを目的とするならちょっといいお茶を一服するのがいいかもしれませんね。