ツボクサエキス
原料のご紹介
癒し成分が詰まった古来ハーブ、ツボクサエキス
ツボクサ(Centella asiatica)はセリ科の多年草(2年以上生存し、同じ株から毎年花を咲かせる植物)です。
アジア・アフリカ・オーストラリアなど熱帯地域に分布し、伝統的に食用や民間薬として利用されてきました。
ツボクサエキスは、ツボクサの葉や茎から抽出され、乾燥後にエキス化されます。
形状としては、粉末や液体エキス(濃縮エキス)があります。
主成分のトリテルペノイド(アジアチコシド、マデカソシド、アジアチン酸、マデカシン酸)に加え、フラボノイドやフェノール類なども含まれます。
化粧品用途では、抗炎症・肌バリア修復・コラーゲン増強・保湿などの効果から、敏感肌用クリームや美容液、シートマスクなど幅広いアイテムに配合されています。
サプリメントとしては、ストレス軽減や血流改善、認知機能サポートを目的に経口摂取されることがあります。
ツボクサエキスは、「内外美容を叶える原料」として、注目されています。
原料に期待される効果
サプリメントで期待される効果
コラーゲン合成促進と皮膚弾力の改善
ツボクサの有効成分であるアジアチコシドやマデカソシドは、線維芽細胞を刺激してコラーゲンの合成を促進することが明らかになっています。
これにより、全身の肌のハリ・弾力の改善が期待されます。
参考文献:Boju Sun他、Therapeutic Potential of Centella asiatica and Its Triterpenes: A Review
化粧品で期待される効果
抗炎症・肌鎮静作用
ツボクサに含まれるトリテルペノイド(マデカソシド、アジアチン酸等)は、炎症の抑制や抗酸化作用を通じて、赤みや刺激を軽減し、肌表面を鎮静します 。
研究結果によると、この効果はサプリメントでも化粧品でも発揮されてます。
参考文献:Boju Sun他、Therapeutic Potential of Centella asiatica and Its Triterpenes: A Review
創傷治癒・コラーゲン合成促進
ツボクサに含まれるアジアチコシドおよびマデカソシドはコラーゲン生成を促進し、血管新生や皮膚再生を支援します。
論文によると、創傷治癒の過程に働きかけることが報告されています。
参考文献:Allison Herries他、What Exactly Is Centella Asiatica and How Does It Benefit Your Skin?
抗酸化作用
ツボクサは、抗酸化作用があると言われています。
ツボクサには、フラボノイド・ポリフェノール・トリテルペンといった多様な植物性化学物質を豊富に含み、DPPH試験(抗酸化活性を評価するための試験)で強い抗酸化能が確認されています。
参考文献:Rasangani Sabaragamuwa他、Total Triterpenes, Polyphenols, Flavonoids, and Antioxidant Activity of Bioactive Phytochemicals of Centella asiatica by Different Extraction Techniques
化粧品表示名称
ツボクサエキスまたはツボクサ葉エキス
一日推奨摂取量
公的な推奨摂取量は定められていません。
ツボクサエキスでサプリメント・化粧品を製造する場合
ツボクサエキスは、韓国発の「CICA(シカ)化粧品」の流行に伴い、一気に知名度が上がりました。
ツボクサエキスは「液体エキス」と「エキス末(粉末)」の両方が存在します。
化粧品用途では液体、サプリ用途では粉末が主に使われています。
化粧品としては、乳液・ジェル・ミスト・シートマスク・クリームなど幅広いアイテムに適しています。
サプリメントとしては、カプセルやタブレット、粉末スティックなどに美容目的で配合されています。
ツボクサは、光による酸化や変色のリスクがあるため、製品にはアルミパウチや遮光瓶などを使用するのが望ましいです。
SUNAO製薬では、サプリメント・化粧品の製造を行っております。
ツボクサエキスを使ったサプリメント・化粧品の製造をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
本ページに記載されている内容は、健康食品・化粧品などの製造を検討されている方を対象として掲載しております。一般の方への提供を目的した情報掲載ではございません。
サプリメントや健康食品、化粧品の製造販売をご検討中の方はお気軽にSUNAO製薬までお問い合わせください。