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低FODMAPの食品の製造のポイントを解説!
近年注目をあびてきている低FODMAPの食品。食後にお腹の調子が悪くなる方などの食事療法に使われる、食品・食材として注目を集めています
小腸内で消化・吸収されにくい糖類を含まない食品・食材を使用して、低FODMAPの食品を製造することができます。
まだ日本国内では認知度が低い低FODMAPの食品ですが、お腹の不調でお悩みの方むけに製造を検討されている方に向けて、低FODMAPの食品の製造のポイントを紹介します。
目次
低FODMAPの食品とは
不調を起こす糖類を抑えた食品・食事を「低FODMAPの食品」と呼びます。
FODMAPとは、小腸内で消化・吸収されにくい糖質の頭文字を合わせた言葉で、オーストラリアにあるMonash(モナッシュ)大学が低FODMAP食事療法を推奨しています。
実はウーロン茶やチョコレート、ヨーグルト、パスタ、パンなどなど多くの身の回りの食品の中にFODMAPが多く含まれています。
低FODMAPの食品製造のポイント
低FODMAPの食品は、当然ですがFODMAPを含む食品を使わずに製造することが前提です。
穀類・野菜類・果物類のなかで、高FODMAP食である食品・そうでない食品は分類されていますので、その中から組み合わせを検討して製造しましょう。
原料は明確に、わかりやすく
不調を抱えている方は、食べて不調になる食品を気軽には試せません。
不調の原因となる食品には個人差があるので、使用している原料を分かりやすく説明・記載する工夫をしましょう。
認証機関による証明を
FODMAPが含まれない原料を使用して製造したとしても、確証(エビデンス)として認証を取得することが重要です。
認証を受けることで安心して食べられる食品として選んでいただけますので、ぜひ取得しましょう。
日本国内にはまだ低FODMAPの食品に関する認証機関はありませんが、海外にはいくつかの認証機関があります。
届出をおこない認証を受け、低FODMAPの食品である証明を取得しましょう。
SUNAO製薬で販売中の低FODMAPの食品
プロテインを飲みたいが、一般的なプロテインでは配合されている原料が原因で消化がうまくできない場合もあります。
「フォドアップ プロテイン」はお腹の調子が悪くなる方むけに、ゴクゴク飲めるよう調整した、お腹に優しい新しいプロテインです。
患者さんのコミュニティと共に開発。
医療の専門家と患者が作るオンラインコミュニティ「Gコミュニティ」の参加メンバーの方に、実際に試作品を試していただきました。
試飲以外にも、「気持ちが上がるような商品になるように」という思いを込めたFODUP(フォドアップ)という商品名の考案、ラベルデザインのアイデアをいただき、沢山のご協力をいただきました。
日本で初めて食品としてMonash大学の認証を取得
低FODMAPの食品における世界的な研究機関であるMonash大学は、低FODMAPの認証を行っており、「フォドアップ プロテイン」は日本で初めて食品として低FODMAP食として認められました。
モナッシュ大学による認証マーク
MAKUAKEで749%達成
フォドアッププロテインは発売に先駆け、応援購入サービス「Makuake」で先行発売を行いました。
結果、目標の金額(100,000円)に対して、749,600円分の商品を購入いただき、大盛況のもと終了いたしました。
日本国内では認知度が低く、「まだまだ商品の需要は少ないのでは?」と考えておりましたが、結果として多くの方からたくさんの応援をいただきました。
2022年7月からは各通販サイト、自社通販サイトで発売を開始しました。
サプリメント・健康食品の製造ならお気軽にお問い合わせください。
SUNAO製薬ではサプリメント・健康食品OEM委託製造、化粧品のOEM委託製造をお受けしております。
プロテイン以外にも、酵素ゼリー、健康茶、乳酸菌タブレットなど各種形状の製品製造に対応しています。
自社通販で培ったノウハウを活かした商品開発を行っております。
処方検討、商品製造からパッケージのデザインまで、一貫して対応いたしますので、ご不明な点・ご相談などお気軽にお問い合わせください。