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OEM(受託製造)コラム

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エクオール化粧品をOEMで製品化するには?企画アイデアから製造の流れまで

化粧品OEM エクオール化粧品 開発のポイント

「エクオールを配合した化粧品を作りたい」と思っている方に、まず知っておいていただきたいことがあります。

それは、エクオールの成分特性・処方の考え方・OEMでの進め方です。

エクオールは、美容や健康意識の高い女性にとってすでに認知されている成分であり、“信頼感”と“差別化”の両方を備えた素材です。

ただし、化粧品として製品化するには、安定性や処方設計に注意すべき点もあり、信頼できるOEMメーカーとの連携が成功のカギを握ります。

本記事では、

  • どんなターゲットにどんな処方で提案できるのか
  • エクオールを使ううえでの設計のポイント
  • 実際のOEM開発フローや相談時に準備しておくべきこと

といった、商品化に向けて必要な情報を、ポイントを押さえてご紹介しています。

エクオール化粧品を開発したいけれど、「処方はどう組む?」「何から始めればいい?」という段階の方にとって、具体的なイメージと第一歩が掴める内容です。

「中身でしっかり勝負できるエクオール化粧品を作りたい」とお考えの方に、この記事が少しでも参考になればと思います。

SUNAO製薬では、化粧品のOEM製造を行っております。

化粧品の製造をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

エクオールとは?なぜ今、製品化がおすすめなのか

女性が笑顔で伸びをしている写真

エクオールは、大豆由来の成分で、女性ホルモンに似た働きをすることが有名です。

更年期ケアやホルモンバランスのサポート成分として、サプリメントの分野では高い認知と実績があります。

一方、化粧品としての展開はまだそれほど多くなく、「サプリで知っているけど、化粧品では見かけない」という声も少なくありません。

その背景には、以下のような理由があります。

  • 化粧品成分としての安定性の確保が難しい
  • 他の原料との相性やpH調整など、処方面での工夫が必要

裏を返せば、これらの課題をクリアできれば、エクオール化粧品の市場が成長過程の現在は、“先行者利益”も期待できます。

特に、「インナーケアとアウターケアの両面からアプローチできる」成分として、化粧品シリーズだけでなく、サプリメントのシリーズ展開も可能です。

顧客単価アップの戦略としても展開できます。

おすすめ処方と訴求イメージ

女性が笑顔でミストボトルを手に取り見つめている写真

エクオールの特徴を活かすには、ターゲット層のニーズに合わせた処方が重要です。

ご自身のターゲットに合わせた訴求設計の参考にしていただけるよう、代表的なターゲット別おすすめの処方とアピールポイントをご紹介します。

更年期世代のエイジングケア向け美容液

女性ホルモンの減少によって起こるハリ不足や乾燥、くすみなどの年齢肌に、エクオールが優しく働きかけます。

ナイアシンアミドやセラミド、スクワランとの組み合わせで、夜の集中保湿と弾力ケアを実現します。

「年齢に負けない肌づくりを、やさしくサポートする美容液」として訴求しやすく、共感を得やすいアイテムです。

ゆらぎ世代のバランスミスト

ゆらぎ世代とは、一般的に女性が閉経を迎える前後10年間、つまり45歳から55歳頃を指します。

ホルモンバランスの変化やストレスが影響して乱れがちな肌を、エクオールが穏やかに整えます。

カモミールエキス、グリチルリチン酸との組み合わせで、保湿と肌荒れ予防、気分のリフレッシュをサポートします。

「肌と気持ちのリセットタイムをつくる1本」として、日中のセルフケア習慣を提案できます。

フェムケア保湿ジェル

年齢や環境の変化によるデリケートゾーンの乾燥や不快感を、エクオールがケアします。

乳酸菌発酵液やヒアルロン酸、アラントインを配合し、うるおいを与えながら肌環境を整える低刺激設計です。

「毎日のフェムケアを、もっと身近に。」という切り口で、安心感と新しさを兼ね備えた訴求が可能です。

エクオール化粧品をOEMで製品化するメリット

メリットと書いてる木製ブロックが並んでいる写真

エクオールは、美容業界でも注目度が高まりつつある成分です。

しかし、ただ配合するだけでは競合と同じような化粧品になりやすく、処方設計にも一定の知識と経験が求められます。

OEMメーカーに依頼することで、企画段階から処方設計、製造、法規制対応まで一貫したサポートを受けながら、エクオールの特性を最大限に活かした商品開発が可能になります。

ここでは、エクオール化粧品をOEMで製品化する際に得られる、3つのメリットをご紹介します。

1.市場にまだ少なく、差別化しやすい

現状、エクオール配合化粧品はそれほど多くないため、「新しい」「他と違う」と感じてもらいやすい素材です。

競合と差をつけたい場合、ブランディングにおいて非常に有効です。

ただし、既存のエクオール化粧品との差別化には、他の成分との組み合わせやターゲット層の明確化が重要です。

また、エクオールは、他の成分との相性によって不安定になる場合もあるため、知見のあるOEMメーカーと製造することをおすすめします。

2.エビデンスがあり、説得力を持たせやすい

エクオールは、医療や健康食品分野でも使用されてきた実績があり、臨床研究や学術論文も多く発表されています。

「美肌」「保湿」「抗シワ」「美白」「育毛」「アンチエイジング」といった効果が期待されており、化粧品成分としても信頼性が高いのが魅力です。

こうしたエビデンスに基づいて訴求することで、単なる流行成分とは異なる「説得力のある化粧品」として、消費者からも評価されやすくなります。

また、OEMメーカーに相談して、目的に応じた他の有効成分と組み合わせることで、より効果実感を期待させる処方設計が可能になります。

3.消費者の認知度が高く、安心感と購買意欲を引き出しやすい

エクオールは大豆由来の成分で、市販商品の普及やメディアの露出の増加により、消費者への認知が着実に進んでいます。

「女性にやさしい」「体によさそう」といったイメージがすでに形成されているため、成分について詳しく説明しなくても、ナチュラルで安心感のある印象を与えられます。

OEMを通じて、こうした認知の高さを商品設計やパッケージ、販促文に反映することで、過度な効能をうたわずとも消費者の関心を引きやすく、売り場でも手に取られやすい商品づくりが可能になります。

信頼感を前提に展開できる点は、ブランドにとって大きなアドバンテージです。

OEM製品化までの開発フローと必要な準備

データやむ虫眼鏡、チェックリストのイラストと男性がパソコンにタイピングしている写真

エクオール化粧品をOEMで製品化する際の基本的な流れは以下の通りです:

  • 企画立案:お客様側でターゲット・コンセプトを固める。
  • 相談・ヒアリング:OEMメーカーに相談し、処方・製造の提案を受ける。
  • 試作・評価:実際の使用感や成分安定性をチェック。
  • パッケージ・表示確認:容器やデザイン、表示内容を決定。
  • 製造・充填:最終仕様が決定次第、製造スタート。
  • 納品:出来上がった商品がお客様のもとに到着。

準備段階で特に重要なのは「誰のどんな悩みに向けて作るか」を明確にすることです。

そうすることで、処方開発がスムーズになり、ブランドとしても統一感のある仕上がりになります。

エクオール化粧品を作るには?相談時のチェックポイント

ポイントと書いてる木製ブロックを指さしている写真

OEM相談の際には、次のような点を事前に整理しておくと、スムーズに進みます。

  • 想定ターゲット(年代、肌悩み、ライフスタイルなど)
  • 使用シーン(朝夜のケア、季節限定など)
  • こだわりたい成分(エクオール以外の植物成分など)
  • テクスチャーや香りの希望
  • 希望ロット数や納期目安
  • 販路(店頭、ネットショップなど)

具体的な希望があるほど、OEMメーカーからの提案内容も的確になり、開発期間の短縮にもつながります。

製品化を目指すなら、まずは相談から

女性二人が向き合って、笑顔で話し合っている写真

エクオールは、「差別化」「説得力」「信頼性」の三拍子が揃った、注目度の高い成分です。

しかし、効果的に活用するには専門的なノウハウが求められます。

だからこそ、エクオール化粧品の製品化を考えているなら、OEMメーカーに相談することをおすすめします。

SUNAO製薬では、エクオールを使用した化粧品のOEM製造も行っております。

化粧品の製造をお考えの方は、お問い合わせフォーム公式LINEからお気軽にご相談ください。

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