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ビタミンCサプリOEMは普通では成功しない。必勝パターン×3つのポイント解説

打錠をCの形に並べている写真

ビタミンCサプリは、美容・健康の両面から人気が高く、市場規模も拡大を続けています。

その一方で、参入ブランドも多く、ただ“作るだけ”では思うような成果につながらないケースも少なくありません。

本記事では、最新の市場データとヒット商品の傾向を踏まえながら、ビタミンCサプリの商品作りで失敗しないための3つの企画ポイントを詳しく解説します。

さらに、OEMでつまずきやすい注意点、ビタミンCに適した形状・処方の一例、そして実際の成功事例だけでなく、OEM初心者でも安心して進められる“伴走型OEMメーカー”として、SUNAO製薬がどのように支援しているかもお伝えします。

「失敗を避けたい」「通る企画を作りたい」と考える担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

SUNAO製薬では、サプリメント・健康食品のOEMをお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。

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目次

ビタミンCサプリ市場の現状と成長トレンド

右上がりな折れ線グラフの写真

ビタミンCサプリの企画を考える上で、そもそも売上を見込める市場なのかは重要ですよね。

まずは、最新の国内市場データから全体像と成長領域を確認しましょう。

ビタミンCサプリの市場規模と成長背景

国内サプリメント市場は、健康志向や美容意識の高まりを背景に、安定した成長を続けています。

富士経済の調査によると、2024年の市場規模は1兆606億円(前年比98.6%)と横ばいながらも、高水準を維持しています。

特に注目されているのが「美容訴求型サプリ」です。

2024年は599億円(前年比102.6%)に拡大し、その中でビタミンCが前年比148.1%増の40億円と大きく伸びています。

ビタミンCは“成熟市場の中でも成長が際立つカテゴリー”です。

この背景には、以下のような要因があります。

  • 「内側からのケア」への価値観定着(美容×健康)
  • 吸収効率を高めるリポソーム化などの製剤技術進化
  • SNSによる情報拡散・若年層需要の増加

こうした背景により、差別化型・高付加価値サプリ開発のニーズが今後さらに高まると考えられます。

OEM参入が増える背景

ビタミンC市場の拡大にあわせて、OEMで自社ブランドを立ち上げる企業が増えています。

ここでは、その背景を3つの視点から整理します。

  1. ブランド多様化によるニーズ拡大

    クリニック、エステ、インフルエンサーなどがそれぞれのターゲットに合わせてサプリを展開しています。

    「サプリ製造は初心者だけど、自社の顧客に最適な処方で作りたい」というニーズがOEM市場を押し上げています。

  2. 製造技術の進化と差別化のしやすさ

    打錠・スティックゼリー・粉末など、作りたい形状に合わせてOEMメーカーを選べるため、ビタミンCでも“ブランドカラーに合わせた開発”が可能です。

  3. スピード重視のマーケット環境

    SNSやEC販売の普及により、個人や異業種からサプリ業界への参入事例が増えています。

    リスクを抑えるため、小ロット・短納期での開発ができるOEM製造を選択するのが主流です。

このように、OEMは単なる製造委託ではなく、マーケティング戦略の一部としての位置づけに変化しています。

売れているビタミンCサプリの傾向と特徴

サプリメントを片手に鏡に向かって微笑んでいる女性の写真

ビタミンCサプリは成長市場ではあるものの、競合が多いというデメリットもあります。

ただ、勝ち筋がないわけではなく、成功商品から企画の方向性を見極めるヒントが得られます。

ビタミンC市場で“売れる”サプリには共通する特徴を解説します。

人気サプリの成分傾向

最近人気のサプリは、単一成分ではなく複合処方(コンプレックス処方)設計が主流です。

ビタミンCを中心に、目的別の成分を組み合わせることで差別化を図れます。

目的主な組み合わせ
美容系ビタミンC × グルタチオン、ナイアシンアミド、L-システイン
健康維持系ビタミンC × ビタミンB群、鉄、クエン酸、クロレラ
免疫・ストレスケア系ビタミンC × ビタミンD、乳酸菌、亜鉛、トリプトファン

ヒット商品に見られる共通点

競争の激しい市場でも、売れているビタミンCサプリは一定層あります。

そういったヒット商品の多くに共通しているのは、次の3点です。

  1. 吸収効率・体感設計を意識した製剤技術

    消費者は効果を求めてビタミンCサプリを購入します。

    そのため、より効果が高そうなサプリメントに魅力を感じ、選びます。

    効果をイメージさせる設計にしましょう。

    (例:リポソーム化、タイムリリース処方)

  2. 飲み続けたくなる味・体験設計

    ビタミンCサプリは継続して摂ることを前提としているため、続けられる味かどうかが重視されます。

    ただ、ビタミンCの酸味は抑えれば良いというものでもなく、「酸っぱいから効いている」と感じる消費者もいるため、ターゲットに合わせた味の調整が必要です。

    「ビタミンCの酸っぱさがあって効いてる」「この特別な1本を飲めば効果が出そう」など、効果を体感できる設計を心掛けましょう。

    (例:スティックゼリー・粉末タイプなど体験価値の高い形状)

  3. ブランドストーリーとの一貫性

    美容・健康・フェムケアなど、ブランドの想いと一致するコンセプトを持つ商品は、共感性が高く、購買意欲を高めます。

    自社のブランドコンセプトとターゲットを照らし合わせて、どう訴求していくか考えて企画しましょう。

ビタミンCサプリOEM企画で絶対押さえておきたいポイント3選

POINTと書いた紙の写真

OEM初心者の方に多いのは、「何から決めればいいのか分からない」というご意見です。

ここでは、OEM初心者の方が失敗しないために必ず押さえておくべき3つのポイントを紹介します。

1. 競合の多い市場で“埋もれない理由”を作る

ビタミンCは誰でも扱える素材だからこそ、差別化することは必須です。

とりあえず“流行成分を入れた”だけでは、似た商品に埋もれてしまいます。

ターゲット層・使用シーン・ブランド世界観を踏まえ、「なぜこの処方で作るのか」を明確に言語化できるレベルで設計することが、成功する企画への第一歩です。

2. 成分特性に合わせた“製造工夫”を理解する

ビタミンCは水溶性ビタミンであり、形状によって安定性や吸収率が大きく変わります。

ソフトカプセル化する場合は油脂やゼラチンによるコーティングが必要で、顆粒・打錠タイプでは酸味や苦味のマスキングがポイントです。

製剤特性を理解しておくことで、試作トラブルを回避し、OEMパートナーとの打ち合わせもスムーズになります。

3. ブランドの世界観と“飲む体験”を合わせる

成分だけでなく、「どのように飲んでもらうか」も企画設計の一部です。

体験はブランドイメージを左右し、継続率にも直結します。

自社のブランドと企画商品が相乗効果を高められる設計にしましょう。

SUNAO製薬で製造できるサプリメント形状と処方の一例

打錠やカプセルなど様々な形状のサプリメントの写真

OEM企画を進めるためには、「どんな形で製造できるか」を把握しておくことが重要です。

SUNAO製薬では、多様な形状と処方に柔軟対応しています。

対応可能な形状

  • 打錠(タブレット)
  • ハードカプセル・ソフトカプセル
  • 顆粒・粉末・スティックタイプ
  • ドリンク・スティックゼリー

ブランドの目的や販売チャネルに合わせた最適設計のご提案が可能です。

ターゲット別おすすめ形状一覧表

どの形状を選ぶかは、ターゲット層と販売チャネルによって変わります。

以下は、ターゲット・チャネル別おすすめ形状一覧です。

ターゲットチャネルおすすめ形状理由・特徴
美容・フェムケア層ECスティックゼリー / 顆粒飲みやすくSNSとの相性が良い。パッケージを小さくすると発送コストを抑えやすい。
店舗ドリンク / スティックゼリー / 顆粒形状として手に取りやすい印象を演出しやすく、棚で選ばれやすい構成にしやすい。 高価格帯ラインにも適している。
クリニック / サロン顧客EC打錠 / カプセル信頼性が伝わりやすい形状で、説明もしやすい。継続購入もイメージしやすい。
店舗打錠 / カプセル個包装にすれば配布用サンプルにも活用でき、販売接点を増やせる。
スポーツ / エナジー系ECスティック粉末携帯向きで、ECでも売れ筋の形状。1回量が明確で購入後のイメージがしやすい。
店舗スティック粉末 / ドリンク即効性をイメージしやすく、イベントや店頭でも試し買いにつながりやすい。
ライフスタイル / ナチュラル志向EC顆粒 / 打錠シンプルで続けやすく、自然派ブランドの世界観と相性が良い。
店舗顆粒 / 打錠個包装での試飲配布も可能。自然派ブランドの世界観を壊さず展開できる。

目的別おすすめ処方設計の一例

商品企画を具体化するには、「目的×成分」の整理が有効です。

例として、目的別おすすめの組み合わせ原料を表にしています。

目的主成分補助成分
美肌・透明感ビタミンC、グルタチオンビオチン、ナイアシン
免疫サポートビタミンC、ビタミンD乳酸菌、亜鉛
エナジーサポートビタミンC、クエン酸ビタミンB群、鉄

OEMでつまずきやすいポイントとその対策

CASEと書いたブロックとグラフやサラリーマンの模型が移っている写真

多くのOEM初心者の方がつまずきやすいのは、仕様・スケジュール・表現の3つです。

それぞれの課題と解決策を理解しておくことで、スムーズな進行が可能になります。

よくあるつまずき①仕様・目的の曖昧さ

誰に届けたいのかが曖昧なまま進めると、成分選定や形状がブレてしまいます。

ターゲットと使用シーンを初期段階で明確化することが成功の鍵です。

よくあるつまずき②スケジュールの見通し不足

パッケージ制作や試作など、サプリメント製造以外にも多くの工程があります。

販売スケジュールにも影響するため、OEMメーカーと早期に開発スケジュールを共有し、逆算して進めるのがおすすめです。

よくあるつまずき③薬機法・表現面の認識ズレ

訴求表現の制限を理解せずに企画を進めると、「美白になるサプリと謳いたかったのに言えない。訴求が弱い。」と販売戦略に影響します。

さらに、すでにデザイン作成していた場合には修正コストまで発生します。

SUNAO製薬では、薬機法チェックも含めた伴走サポートを行っており、“企画倒れ”を防ぐ体制を整えています。

SUNAO製薬のビタミンCサプリ製造事例と成功のポイント

スーツの男女が笑顔でハイタッチしている画像

OEMの実例は、企画を成功させるヒントになります。

ここでは、SUNAO製薬OEMでの2つの成功事例を紹介します。

クリニック発・フェムケアサプリ(打錠タイプ)

クリニックを運営するお客様で、女性特有の不調に寄り添うフェムケア訴求のビタミンC配合打錠サプリを製造された事例です。

ブランドイメージに合わせた処方設計とパッケージデザインで、クリニックの世界観を再現しました。

医師として助言しながら、サプリを使用してもらうことで、顧客の満足度がより高められました。

他業種ブランドのエナジーケアサプリ(スティックゼリータイプ)

他業界ブランドが初めてサプリメント事業に参入した事例です。

「元気と美しさを両立する」というコンセプトに再構築し、スティックゼリー形状で体験価値を強化しました。

「おいしく食べれて続けやすい」というレビューが多く、人気の商品となりました。

共通する成功のポイント

ここでは2事例の紹介をしましたが、売れているビタミンCサプリメントには、以下のような共通点が見えてきます。

  • “誰に・何を・どんな体験で”を明確化
  • OEMメーカーとの二人三脚による処方設計
  • ブランドらしさと市場ニーズの両立

初めてOEMを検討するお客様の多くは、「何から決めればいいのか」「この方向で合っているのか」と不安ですよね。

ですが、ブランドの世界観や“こうありたい”という想いは、お客様自身が一番よく知っています。

その想いを、製造実績のあるOEMメーカーにしっかり共有し、わからない部分は相談しながら形にしていくことで、“らしさ”と“売れる理由”の両立した商品が製造できます。

OEM初心者にこそ“伴走型OEMメーカー”がおすすめな理由

Why?と書いた木製ブロックの写真

初めてOEMを検討する際の最大の不安は「自分の判断で失敗するのが怖い」ではないでしょうか。

SUNAO製薬は、“共感・提案・伴走”を軸に、企画段階からお客様の想いに寄り添います。

“伴走型OEM”のメリット

伴走型OEMは、単なる製造ではなく「一緒にブランドを育てる」スタイルです。

SUNAO製薬では以下のようなメリットがあります。

  • 課題整理からサポート(ターゲット・価格・処方の方向性)
  • 試作や薬機法対応も一括相談可能
  • 担当者がヒアリングし、企画意図を理解した提案を実施

「相談しながら一緒に作る」安心感が、初めてサプリを作られるお客様から高く評価されています。

ビタミンCサプリでSUNAO製薬が選ばれる理由

スーツの男性2人が笑顔で話し合っている写真

SUNAO製薬が選ばれる理由は、「共感・提案・伴走」の3点にあります。

価格競争や薄利多売ではなく、“作りたい人の想いを叶えるOEM”を心掛けています。

共感──お客様の想いに寄り添うOEMスタイル

お客様の“想い”を丁寧にヒアリングし、ブランドの方向性を確認します。

一方的な製造提案ではなく、共感を軸にした共同開発を行います。

提案──実績・経験に基づく処方・企画提案力

SUNAO製薬は、これまでのOEM製造実績はもちろん、自社商品の製造・販売の経験をもとに、成分設計や形状提案が可能です。

「なぜこの設計なのか」が納得できる提案を実施します。

伴走──柔軟で誠実なサポート体制

小ロットから量産まで柔軟対応可能です。

また、お客様のご要望に合わせて、Web商談や電話・メール・LINE・Chatworkでのやり取りが可能です。

困ったときにすぐ相談できる“距離の近いOEMパートナー”として信頼を得ています。

不安をともに乗り越えながら商品を形にする

笑顔の女性が水を片手に、サプリメントを飲もうとしている写真

ビタミンCサプリは、成長市場であり、競争の激しい分野でもあります。

ただ市販商品の真似をして作るだけでは、競合に埋もれてしまいます。

ビタミンCの特徴を把握し、ターゲットや使用シーンを想像して、消費者が魅力を感じる商品作りがポイントです。

SUNAO製薬は、「共感・提案・伴走」を軸に、お客様と共にブランドを育てる“共創型OEMメーカー”です。

価格競争や薄利多売ではなく、“一緒に創る安心感”を提供し、「初めてでも、理想のサプリを自信を持って企画できる」環境を整えています。

お客様にしか作れないビタミンCサプリメントを一緒に製造しませんか。

SUNAO製薬では、ビタミンCを配合したサプリメント・健康食品のOEM製造をお受けしております。製造をご計画中の方はご相談ください。

コンセプトに合った組み合わせ処方の相談など、お気軽にご相談ください。

累積お問い合わせ数 2000件以上

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メールによるお問い合わせ

FAQ

ビタミンCサプリ市場は今も伸びていますか?
国内サプリメント市場の中でも美容訴求型サプリが拡大しており、ビタミンCカテゴリーは前年比約1.5倍と成長が目立ちます。美容・健康の両面から需要が高まり、今後も高付加価値商品のニーズが見込まれます。
競合の多いビタミンC分野で差別化するには?
ターゲット層・使用シーン・ブランドストーリーを具体化し、吸収効率を高めるリポソーム化や複合処方など“埋もれない理由”を設計段階で明確にすることが鍵です。
コンプレックス(複合)処方とは?
ビタミンCを主成分に、目的に応じてビタミンD・グルタチオン・ナイアシンアミド・鉄などを組み合わせ、相乗効果や差別化を図る設計です。美容系、免疫サポート系などテーマごとに最適な組み合わせが異なります。
小ロットでの発注は可能ですか?
SUNAO製薬では小ロット製造にも対応しており、リスクを抑えつつ販売したいお客様でも、OEM製造できる体制を整えています。

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