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リポソームビタミンC

製造に使用できる原料

吸収設計で差をつける「リポソームビタミンC」

リポソームビタミンCは、ビタミンC(L-アスコルビン酸)をリン脂質で包んだ原料です。

通常の結晶ビタミンCと比べると、体内での動き方(吸収や血中動態)の違いを狙いやすいのが特徴です。

OEMでは、サプリならソフトカプセル・ドリンク・粉末・顆粒・分包など幅広い形状で使われており、美容や日常補給のコンセプトと相性が良いです。

中~高価格帯で「吸収設計」「飲みやすさ」「高付加価値」を打ち出したい企画に向いています。

リポソーム技術そのものの基礎から確認したい場合は、関連記事のリポソーム原料を使ったサプリ製造のポイント解説もあわせてご覧ください。

リポソームビタミンCに期待される効果

サプリメントで期待される効果

体内への吸収性アップ

ヒト試験では、単回500mg摂取時に、通常ビタミンCよりリポソームビタミンCのほうが、血漿と白血球でのCmax(最高到達濃度)とAUC(血中濃度の時間的な積算値)が高いという結果が報告されています。

参考文献:Purpura M他、Liposomal delivery enhances absorption of vitamin C into plasma and leukocytes: a double-blind, placebo-controlled, randomized trial

抗酸化

高用量(4g)の試験では、リポソームビタミンC摂取後に酸化ストレスの指標(脂質過酸化の参考指標)の上昇が抑えられる傾向も確認されています。

参考文献:Davis JL他、Liposomal-encapsulated Ascorbic Acid: Influence on Vitamin C Bioavailability and Capacity to Protect Against Ischemia-Reperfusion Injury

化粧品で期待される効果

浸透性・皮膚内保持

リポソームに封入したアスコルビン酸を使った処方で、皮膚を通り抜ける量(透過量)の増加表皮・真皮での保持量増加が報告されています(主にin vitro/ex vivo:試験管内・摘出皮膚での評価)。

参考文献:Maione-Silva L他、Ascorbic acid encapsulated into negatively charged liposomes exhibits increased skin permeation, retention and enhances collagen synthesis by fibroblasts

抗老化(コラーゲン・光ダメージ関連)

線維芽細胞でのI型コラーゲン産生への関与や、紫外線(UVA)ダメージを与えた角化細胞での保護効果も確認されています。

参考文献:Maione-Silva L他、Ascorbic acid encapsulated into negatively charged liposomes exhibits increased skin permeation, retention and enhances collagen synthesis by fibroblasts

一日推奨摂取量

リポソームビタミンCとして定められた推奨量はありません。

摂取目安は、リポソームかどうかではなくビタミンCとしての摂取基準を参考にしてください。

日本人の食事摂取基準(厚生労働省)|ビタミン(水溶性ビタミン)の最新版が目安になります。

化粧品表示名称

リポソームビタミンCは、原料によって表記が変わります。

メーカーにご確認ください。

リポソームビタミンCでサプリメント・化粧品を製造する場合

リポソームビタミンCの魅力は、「ビタミンC」という認知の高い成分でありながら、通常品と違う価値を打ち出しやすい点にあります。

新規成分ほど説明コストをかけずに、吸収設計や高付加価値の文脈で差別化しやすいため、OEMの新商品として企画化しやすい原料といえます。

特にサプリメントでは、既存の美容・健康ニーズに乗せて提案しやすく、価格競争だけに寄らない設計がしやすいのも利点です。

初回は小さく検証し、反応の良い訴求に合わせて製造ロット数を広げることで、リスクを抑えながらブランドを育てやすくなります。

原料価格は、ビタミンC含有率や粒子径などの規格によって変動します。

また、通常(非リポソーム化)のビタミンCは低コストで調達しやすい一方、リポソームビタミンCは加工コストが乗るため、同じビタミンCでも原価の差が大きく、10倍以上開くケースがあります。

処方設計では、配合量が採用する原料規格(ビタミンC含有率・カプセル化率)や商品コンセプトによって大きく変わります。

実際の市販品でも配合量の幅は広く、推奨使用量を出発点に、サプリは想定摂取量・1日目安量、化粧品は敏感肌向け・毎日使い向け・集中ケア向けなどの商品仕様に合わせて、試作で最適化するのが一般的です。

さらに表示面では、販売時の表示はあくまで「ビタミンC」のルールに従う必要があるため、採用時の法規確認が欠かせません。

リポソームビタミンCの特性として、リポソーム化により通常のビタミンCより光・酸化に強くなるという報告もあります。

そのため、光や酸化による変色・変質を抑えたい化粧品処方には、リポソームビタミンCが適しています。

訴求設計では、通常のビタミンC商品と同じ見せ方を避け、リポソームならではの価値を企画初期に定義しておくことが、商品化成功の分かれ目になります。

リポソームビタミンCを使ったサプリメント・化粧品の製造をご検討の場合は、お問い合わせよりお気軽にご相談ください。

本ページに記載されている内容は、健康食品・化粧品などの製造を検討されている方を対象として掲載しております。一般の方への提供を目的した情報掲載ではございません。

サプリメントや健康食品、化粧品の製造販売をご検討中の方はお気軽にSUNAO製薬までお問い合わせください。

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