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イチョウ葉サプリOEMガイド:原料の特徴から製造アイデアまで

イチョウ葉の写真

イチョウといえば実の部分は銀杏(ぎんなん)として食べらていますが、葉についてはあまり食用として使われるイメージは無いかと思います。

イチョウの葉には、血流促進や脳機能改善、抗酸化などの効果が期待されており、サプリメントの原料としても扱われています。

この記事では、イチョウ葉サプリを製造販売する場合の、原料の特徴から製造アイデアまでを解説します。

これからイチョウ葉サプリの製造を検討されている方はこの記事を参考にしてください。

SUNAO製薬では、サプリメントのOEMをお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。

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イチョウ葉とは

紅葉を口を開けて眺めているシニア男性の写真

イチョウ葉の歴史はとても古く、約2億7000万年前の化石の中からも発見されている事から恐竜時代にも存在した「生きた化石」とも呼ばれています。

中国では気管支や腎臓、膀胱の障害や老化防止の為の漢方として古くから使われてきました。

日本には鎌倉時代に渡来し、薬用や食用として用いられてきました。

イチョウ葉の原料は、乾燥葉やエキス、エキス末、粉末など形状に種類がある為、様々なタイプの商品に使用する事ができます。

イチョウ葉に期待される効果

イチョウ葉に期待される効果を紹介します。

漢方や薬用でも使われているイチョウ葉は、血流改善を中心に様々な効果が期待できます。

記憶力や認知機能の維持・サポート

イチョウ葉に含まれているフラボノイド配糖体とテルペンラクトンという成分には、脳の血流を改善し、加齢により低下する記憶力や認知機能を向上させる効果が期待されています。

血流改善による手足の冷え・肩こり対策

イチョウ葉の血流促進は、脳だけでなく全身にも効果が期待されています。

その為、血流の低下による末端の冷えや肩こりなどの改善も期待できます。

抗酸化作用によるエイジングケア

イチョウ葉に含まれているフラボノイド色素には抗酸化作用があり、活性酸素による細胞のダメージを防ぐ事で、エイジングケアが期待できます。

めぐりサポートによる疲労感の軽減

イチョウ葉の血流改善効果により、血流低下により老廃物が滞留する事での疲労感やむくみを軽減するめぐりサポートの効果が期待できます。

集中力・注意力の維持

脳への血流が良くなり酸素がしっかり届く事で、記憶力だけでなく集中力アップや注意力の向上も期待できます。

ストレス緩和やリラックス効果

イチョウ葉には自律神経を整える効果も期待されており、ストレス緩和やリラックス効果も期待されています。

イチョウ葉を使って作れるサプリメント形状の選び方

茶色い打錠やハードカプセルの写真

イチョウ葉サプリを製造する場合に使用できる形状について紹介します。

それぞれのメリットとデメリットを確認して、最適な形状を選びましょう。

タブレット(打錠)

打錠は粉末原料に圧を加えて粒状にした物で最もシンプルな形状です。

製造費用も比較的安価なので、費用を抑えて商品を作りたい場合におすすめです。

チャック付きアルミ袋に入れれば持ち運び便利な商品を作る事ができます。

コーティングなどされていない分、原料の匂いや味は感じやすいデメリットがあります。

イチョウ葉には独特な苦味と香りがあります、飲みやすさも重視する場合は、糖衣錠にするなどの工夫が必要です。

カプセル(ハード/ソフト)

カプセルは、液体原料を入れるソフトカプセルと粉末原料を入れるハードカプセルがあり、どちらでも製造可能です。

カプセルは中に原料を閉じ込める為、原料の風味を感じずに摂取できるメリットがあります。

打錠と比較して粒のサイズは大きくなる為、飲みにくさを感じやすい点はデメリットです。

顆粒・スティック分包

顆粒や粉末は、そのまま摂取したり水に溶かして摂取するなど色々な使い方ができます。

スティック分包にする事で、利便性の高い商品にする事ができます。

顆粒や粉末の場合、原料の風味をダイレクトに感じる点はデメリットです。

イチョウ葉には独特な苦味と香りがある為、顆粒や粉末にする場合は甘味料や香料などを使って風味の調整をする必要があります。

各形状の製造費用目安

製造費用や製造ロット(最低ロットや経済ロットなど)は形状によって変わります。

サプリメントOEM」のページに詳細を掲載しているので確認してください。

イチョウ葉をつかったサプリのアイデア

スーツの男性があくびをしている写真

既に他社でも販売されている為、独自性のある商品にする事がポイントです。

ここではイチョウ葉サプリのアイデアを紹介します。

相乗効果をねらった原料を組み合わせる

脳機能向上効果のあるオメガ3や、ルチンやアスタキサンチンなど血流改善効果のある原料などを組み合わせる事で、イチョウ葉の持つ機能との相乗効果が期待できる商品ができます。

組み合わせる訴求したい効果に合わせて原料を選ぶと良いでしょう。

機能性表示食品としての利用

イチョウ葉エキスは機能性表示食品として届出が可能な成分です。

認知機能の維持(記憶力の維持)に関する機能性表示が認められています。

機能性表示食品は、その成分がもつ機能をパッケージや広告に記載する事が可能です。

一般的な商品と比べて商品の訴求ポイントが伝わりやすいので検討しても良いでしょう。

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機能性を表示できる3種類の食品

ターゲットを絞った商品作りを行う

イチョウ葉には様々な効果が期待できる為、ターゲットを絞り悩みを解決する商品作りが分かりやすく販売しやすい商品になります。

ビジネスマン向けを集中力アップサプリ

イチョウ葉には脳血流を促進して集中力をアップさせる効果がある為、カフェインなど覚醒する成分をプラスして仕事中のパフォーマンスアップを訴求した商品を作る事ができます。

仕事中にいつでも摂取できるように、デスクの中に収納しやすいパッケージで販売すると良いでしょう。

風味を気にせず飲めるカプセルや、美味しく風味付けができれば吸収が早く即効性が期待できる顆粒タイプも良いでしょう。

睡眠サポートサプリ

イチョウ葉にはめぐりを良くする事での疲労やむくみの改善効果が期待できます。

その為、テアニンやグリシンなど入眠に効果的な成分を配合して、翌朝のすっきりを目指す睡眠サポートサプリもおすすめです。

イチョウ葉サプリを製造する際によくある質問

?マークの木製ブロックの写真

イチョウ葉サプリは苦くて飲みにくくならない?

最終製品の味は「形状」と「風味調整」の掛け合わせでほぼ解決できます。さらに粒サイズの調整や飲み込みやすいパッケージ設計を行えば、初心者でも抵抗なく続けられる仕上がりにできますのでご安心ください。
イチョウ葉特有の苦味や香りを抑える方法はありますか?
原料をカプセルで封入する、タブレット表面をフィルムコーティングする、粉末・顆粒なら柑橘系フレーバーや甘味料でマスキングする――といった“製剤面の工夫”で大半の苦味・香りはコントロールできます。ご予算や配合量に応じ、最適な処方をご提案します。
味やにおいが気になる場合、どの形状を選ぶのが無難?
迷ったらハードカプセルが安全策です。中身が直接舌に触れず、苦味・香りを最小限に抑えられます。コスト重視でタブレットを選ぶ場合でも、コーティングを追加すれば風味の問題は大幅に軽減できます。
量産前に味や香りを確かめる方法はある?
はい。小ロット試作やテイスティング用サンプルを手配できます。サンプル作成には別途費用・製造期間をいただきます。

まとめ

シニア女性がパジャマ姿で笑顔で伸びをしている写真

イチョウ葉は漢方の原料として古くから中国で使われており、血流改善や脳機能の向上など様々な効果が期待できます。

商品を作る際は、ターゲットを明確にし独自性のある商品作りが重要なポイントとなります。

イチョウ葉の原料は独特な苦味と香りがある為、形状選びには注意しましょう。

SUNAO製薬ではサプリメントのOEM製造をお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。

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