OEM(受託製造)コラム
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酵素サプリを作る際のポイントを解説!幅広い年代に人気のサプリメント
酵素サプリは、サプリメントの中でも主に中高年の方が健康維持の為に使う商品でした。しかし、美容やダイエットにも効果的である事が認知された事で、若い女性の間でも人気が高まり幅広い年齢層をターゲットにできる商品になりました。
この記事では、酵素サプリの製造のポイントや注意点について説明します。これから酵素サプリを作りたいと考えている方はこの記事を参考にしてください。
SUNAO製薬では、サプリメントのOEM製造をお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。
目次
酵素とは?
酵素は、栄養の消化吸収やエネルギーの代謝など、生命を維持する全ての反応をスムーズに行う為に欠かせない成分です。
体内の酵素が不足すると、身体が上手く機能せずあらゆる不調を引き起こします。
酵素には種類があり、身体の中で作られる「体内酵素」と外から取り入れる「体外酵素」の2つに分けられます。
体内酵素
体内酵素は、食べた物を消化する「消化酵素」と生命活動に必要な「代謝酵素」の2つに分けられます。
1日で作られる体内酵素の量は上限がある為、あまり無駄遣いをしない事が大切です。
例えば、加工食品ばかりの偏った食事は消化酵素を沢山消費してしまう為、その分代謝酵素として使われる量が少なくなり疲れやすい身体になります。
体内酵素は、年齢と共に体内での生産量が減少するだけでなく、ストレスや睡眠不足、栄養不足でも減少します。
その為、若くても酵素不足に陥っている方が増えている事が予測されます。
体外酵素
食べ物から取り入れる酵素の事で「食物酵素」とも呼ばれています。
生野菜や果物、お刺身など加熱していない食品に含まれています。
食物酵素は、体内での食べ物の消化を助ける働きがある為、消化酵素の節約に繋がります。
現代のライフスタイルは体内酵素が不足しやすい為、食事やサプリメントによる酵素の補給を意識する必要があります。
酵素サプリを使う目的
酵素は身体全体の健康に関わる成分です。
ここでは主にどの様な目的で酵素サプリが使われているのか紹介します。
商品を作る際、誰の為の商品なのかが曖昧だと商品の特徴がぼやけてしまう為、ターゲットは絞って訴求しましょう。
疲労回復
体内酵素が不足していると身体全体の代謝が落ちる為疲れやすくなります。
酵素サプリを摂取して消化酵素を節約する事で疲労回復の代謝酵素が働きやすいようにします。
又、疲れていると消化機能が衰える為、食事による胃腸の疲れを防ぐ為にも酵素サプリは効果的です。
中高年の方を中心に疲労回復目的で使われています。
ファスティング
ファスティングは、デトックスやダイエット、内臓を中心とした身体の休養を目的として行われています。
ファスティング中は一定の期間食事を断ちますが、酵素液と水のみを取り入れる酵素ファスティングがより効果的にデトックスできる事から人気が高まっています。
腸活
酵素サプリを摂取する事で、胃腸での消化吸収をサポートし体内酵素を節約する事ができます。
その分、腸の負担が軽減される為、自然と腸が整い便秘などの不調が解消されます。
また、酵素の原料は発酵させて作られている事が多く、身体に良い菌も含まれているため腸を整えるのに効果的です。
美容
酵素サプリを摂取すると、腸が整い体内酵素も活性化する事から美肌効果も期待できます。
その為美容目的で取り入れている女性も増えてきており、酵素原料に美容成分を加える商品も多くあります。
酵素サプリに適した形状
酵素サプリを作る際に適した形状について紹介します。
目的や使用シーンによってどの形状が良いか変わる為、ターゲット層の生活スタイルに合った形状を選びましょう。
ドリンク
酵素サプリの中で一番多い形状がドリンクタイプです。持ち運び便利な小瓶から、コストパフォーマンスに優れた大瓶タイプなどサイズのバリエーションは豊富です。
美味しく味付けをする事でジュース感覚で摂取できます。
ストレートでそのまま飲めるタイプの他に、液体を濃縮して希釈して飲むタイプも作る事が可能です。
ドリンクタイプは他の形状と比較して吸収が早い為、効果を早く実感したい方向けにオススメの形状です。
ペースト
ドリンクタイプの酵素サプリを濃縮加工して製造するタイプの形状です。体積が小さくなるので持ち運びに便利な、小さなパッケージに仕上げることができあます。
SUNAO製薬では、ペーストの酵素サプリを販売しておりまます。
ドリンクタイプの肝酵素γを4倍濃縮したペーストタイプの肝酵素γエクストラリッチペースト。持ち運びに便利な1回分として開発いたしました。 夜のお付き合いのお供に是非お使いください。[…]
カプセル
粉末状の原料を入れるハードカプセルと、液体やペースト状の原料を入れるソフトカプセルのどちらも作る事が可能です。
持ち運びが便利な為、外出先でも手軽に補給できる商品を作りたい場合にオススメの形状です。味を気にせず摂取できる点がメリットです。
錠剤と比べるとやや飲みにくいと感じる方もいる点はデメリットです。
錠剤
粉末の原料に圧力をかけて固めた錠剤タイプでも作る事が可能です。
カプセルと同様に持ち運びに便利ですが、1粒が小さい事から1回に摂取する粒数は多くなる可能性があります。
オススメの原料
酵素サプリで使用する酵素原料について紹介します。使用する素材によって酵素以外の栄養素や風味に違いがありますので、使いやすい原料を選びましょう。
植物酵素エキス
野菜や野草、果実を発酵させて作られた植物エキスです。
酵素の他に、植物に含まれるビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどの栄養素が豊富です。
植物酵素エキスは野草やハーブを入れた物や海藻やきのこ類を入れた物など原料によって使用する素材に違いがありますので、商品コンセプトに合う原料を選びましょう。
独特な風味のある原料もありますので、その場合は味の調整が必要です。
米胚芽発酵酵素
米胚芽を原料に、日本の伝統的な発酵技術を用いて作られた酵素原料です。
米胚芽に含まれるオリザノールやトコフェロール、フェルラ酸などの有効成分を含む為、酵素としての働き以外にもそれぞれの有効成分の持つ効果にも期待できる原料です。
相性の良い原料
酵素原料にプラスする事で相乗効果が期待できる成分を紹介します。
コンセプトやターゲットによって使い分けてより効果的な商品を作りましょう。
補酵素となる栄養素
酵素の働きを助ける補酵素を加える事で、酵素が体内で効率よく働く事ができます。
代表的な補酵素はビタミンB群、ミネラル、コエンザイムQ10などです。酵素自体の働きをサポートする事から、どのコンセプトの酵素サプリでもおすすめです。
乳酸菌
酵素原料は発酵させて作られている物が多い為、酵素原料自体に身体に良い菌は含まれていますが、そこへ乳酸菌も加える事でより腸にアプローチした商品を作ることができます。
ファスティングや腸活を目的とした商品作りの際におすすめです。
血行促進する成分
酵素が不足すると代謝が落ち血行が悪くなる事で不調を感じやすくなります。
その為、酵素と一緒に血行促進の成分をプラスする事で代謝の低下による身体の不調にアプローチします。疲労回復目的の酵素サプリにおすすめです。
酵素サプリを作るにあたっての注意点
酵素は熱に弱く、50℃以上の熱が加わると活性が失われてしまいます。
その為、製造の際は温度が高くならない様、低温で温度管理する必要があります。
また、濃縮ドリンクなどの希釈して使うタイプの商品は、熱いお湯を使わず、常温か冷たい水を使用する様に案内をする必要があります。
まとめ
酵素サプリは幅広い年齢層をターゲットにできる商品です。
体内で不足しがちな成分でもある為、外から補給する必要性を伝えてニーズに合った商品作りをしましょう。
SUNAO製薬では酵素サプリのOEM製造も承っております。酵素を配合したサプリメントなどの製造をご検討の方は是非お問い合わせください。