OEM（受託製造）コラム
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プロテインのOEM製造で差別化を図る方法｜味付けのコツと製造のポイント
オリジナルプロテインのOEM製造では、味付けの工夫は重要な差別化ポイントです。
プロテインを飲みたくても味が好みに合わない事でなかなか続けられず悩む方も多くいます。
その為、美味しい味付けのプロテインは継続性が高く、高いニーズもあるため結果としてリピート率の向上につながります。
この記事では、プロテインを製造する場合の味付けのコツとポイントについて解説します。
これから商品開発を検討されている方は、この記事を参考にしてください。
SUNAO製薬では、プロテインのOEM製造を承っております。製造をご計画中の方はお気軽にお問い合わせください。
目次
オリジナルプロテインの味付けで重要なこと
オリジナルプロテインを開発する上で、味付けは非常に重要な差別化ポイントになります。
同じたんぱく質量の商品でも「美味しいかどうか」で購入率や継続率は大きく変わり、味の選択を誤ると、ターゲットの好みに合わない事で売上に繋がりにくくなるリスクも考えられます。
その為、商品開発の初期段階で味付けの方針を明確にしておくことが、成功するプロテインづくりの重要なポイントです。
プロテインの味付けで甘味料・香料を使う選択のメリット・デメリット
プロテインの味付けでは甘味料や香料を使用することが多いですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
それぞれの特徴をしっかり把握した上で使用するか判断することが重要です。
メリット
香料を使用する事で、バニラ・フルーツ系など多様なフレーバーの表現が可能です。
特に、バニラの様な素材自体の価格が高価なフレーバーや、桃の様な素材の香りが薄いフレーバーにする場合は、香料の使用がおすすめです。
甘味料は原料由来の苦味やえぐみをマスキングして飲みやすさを向上させる点や、価格を抑えて甘味を付けられるメリットがあります。
デメリット
添加物に対して懸念がある顧客層には訴求しにくい点はデメリットです。
また、使用量によっては原料コストが上がる可能性もあります。
香料や甘味料は、使い方によっては人工的な風味になりやすいため、自然な味わいに仕上げるためには適切な味付け技術とノウハウが必要です。
プロテインの味付けで甘味料・香料を使わない選択のメリット・デメリット
甘味料や香料をあえて使用しないプロテイン設計は、それ自体が付加価値にもなりますがメリットとデメリットの両方があります。
それぞれを把握して適切な選択をするようにしましょう。
メリット
添加物を使用しないという訴求ポイントが生まれ、ナチュラル志向の顧客層にアピールしやすい商品になります。
また、素材本来の風味を重視したいブランドにとっても相性の良い選択です。
デメリット
甘味料や香料を使わない場合は表現できる風味が限られ、プロテイン原料特有の風味が強く残りやすいという課題があります。
その為、飲みやすい味付けにする難易度は高く、原料選びや処方設計の工夫が必須となります。
オリジナルプロテインの味付けで香料や甘味料を使わないと表現できないフレーバーとは
プロテインでよく使用される風味の中には、香料や甘味料を使わないと表現が難しいフレーバーがあります。
特にメロンやピーチなどのフルーツ系フレーバーは顕著です。
香料を使用しない場合は、素材を粉末にした原料を入れる事で風味付けをしますが、フルーツ素材の粉末原料は香りが飛びやすい為、少ない量では薄い風味に仕上がってしまいます。風味を強くしようとして使用量を増やしてしまうと原価が上がってしまいます。
その為、果実特有の香りや甘さを再現するためには香料・甘味料を使用しないと表現が非常に困難です。
また、複数の風味を組み合わせた複雑な味や、独特の香りをもつフレーバーも安定した味づくりが難しくなります。
一方で、抹茶・カカオ・コーヒー・紅茶のように素材そのものの味がしっかりしている原料の場合、素材由来の風味を活かして表現できる可能性があります。
その為、どのフレーバーを採用するかは、商品コンセプトやターゲット顧客に合わせて判断することが重要です。
風味の方向性を初期段階で明確にする事で、ブレのないプロテイン開発が進められます。
プロテインOEMで実績のあるフレーバー例と味付けの特徴
SUNAO製薬では、オリジナルプロテインの開発だけでなくOEM製造においても、幅広いフレーバー作りに対応した実績があります。
抹茶、カカオ、コーヒー、紅茶、ごま、ゆず、メロン、バナナなど、多様なフレーバーの製造経験を持ち、味のバリエーションも豊富です。
味が美味しい商品は、単なる嗜好性の向上だけでなく、ユーザーが継続して摂取しやすい商品づくりに直結します。
結果としてリピート率が向上し、高い評価をした顧客による口コミやSNSでの拡散が期待できます。
また、独自の味付けによる差別化ポイントはブランドの強みとなり、市場での競争力を高める要素となります。
SUNAO製薬のプロテイン味付けへのこだわりと品質管理体制
SUNAO製薬は、プロテインの味付けに関して豊富な経験と実績があり、自信を持ってご提案しています。
製造前の試作はすべて自社内で行い、複数人による味の確認を徹底して実施する体制を整えています。
納得のいく味だけをお客様にご提案し、ご期待の味に応えられるまで試作を行います。
よくある質問
- 甘味料・香料を使わないプロテインは本当に美味しく作れますか？
- 素材の風味が強く残るため難易度は高いですが、抹茶・ココア・紅茶など「素材自体の香りが強い原料」を活用することで美味しく仕上げることが可能です。原料選びと処方設計の工夫が鍵になります。
- プロテインの味を人工的な味にならないように仕上げるコツはありますか？
- 天然香料の活用、香料使用量の微調整、酸味原料や天然果汁パウダーを補助的に使うことで、バランスの良い自然なフルーツ感を再現できます。原料の選択（WPCよりWPI、植物性ならえぐみの少ない種類）、甘味の強弱調整、微粉砕による口当たり改善、フレーバーと甘味料の調合比率など、複数の要素を最適化することが自然な味に近づけるポイントです。
- 味付けとコストはどの程度関係しますか？
- 香料・甘味料・素材粉末の量によりコストが変動します。特に天然素材や価格の高いフレーバー（バニラなど）はコストが上がる傾向があります。
- 植物性プロテインでも美味しく作れますか？
- えぐみ・青臭さが強いことが課題ですが、処方設計の工夫や適切なフレーバー選択（抹茶・ココアなど）で飲みやすさを十分改善できます。
まとめ
プロテインのOEM製造で差別化を図るには、味付けの工夫が不可欠です。
商品コンセプトやターゲット顧客に合わせて、甘味料や香料の使い方を適切に選択し、自然で飲みやすい味を追求することが成功の鍵となります。
プロテインの原料は特有の風味があるので、美味しく味付けをするには工夫が必要です。
OEM工場を選ぶ際は、豊富な経験と実績のある工場を選ぶようにしましょう。
SUNAO製薬ではサプリメントのOEM製造をお受けしております。プロテインの製造をご計画中の方はご相談ください。
「このフレーバーは作れる？」など、お気軽にご相談ください。
