受託製造あれこれ
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サプリメントの種類と特徴
サプリメントにはいろんな形があります。
ソフトカプセル、ハードカプセル、錠剤、粉末、ドリンク、最近ではペーストやグミなどの形をしたものもあります。
形状に違いがあるのは分かるけど、それぞれの形状の特徴やメリット、デメリットに関してはご存じない方も多いと思います。
そこで今回は主なサプリメントの形状とその特徴についてお話したいと思います。
錠剤
市場に最も流通しているサプリメントの形状で、(医薬品の場合)生産量は全剤形の30%超と言われています。
粉体を高圧力で圧縮しているので、小型で飲みやすいのですが、粒を固める賦形剤(ふけいざい)が必要であること、また粒が小さいことから、1粒で多量の成分を補給することは出来ません。
粉末
乾燥した素材を細かく砕いたものや、原料となる成分をアルコールや水で抽出して乾燥させたものが粉末です。純度が高く、成分が損なわれにくい反面、湿気に弱かったり、素材そのものの風味や匂いがするので、そのまま食べたり混ぜたりするのが難しい場合もあります。
ちなみに『顆粒』は、この粉末を水などに溶けやすく加工したもので、粉末に比べて純度は落ちる分、飲みやすいというメリットがあります。
ハードカプセル
デンプンやゼラチンで出来たカプセルに粉末(もしくは顆粒)を充填したものです。
製造工程で使用される添加物が少なく、素材に掛かる負荷も少ないため、主成分を変質させず高配合させることが可能です。内容物の安定性も高く、粉末のような飲みにくさもありません。
ソフトカプセル
ゼラチンなどで出来たツルンとした皮膜に覆われたカプセルで、液体と個体(粉末など)を同時に加工・充填することが可能です。
固形のサプリメントで、魚油やビタミンA・ビタミンD・ビタミンEといった脂溶性ビタミンなどオイル系の素材を配合できるのはこのソフトカプセルだけです。
純度が高い成分を変質させず高配合させることが可能ですが、被膜に厚みがあるためハードカプセルに比べると純度は劣ります。
飲みやすさや飲みにくさという基準だけでなく、上記のような特徴を理解した上でサプリメントを選ぶことが大事かもしれません。
お気軽にお問い合わせください
SUNAO製薬では各種サプリメントの製造のご依頼を承っております。サプリメント製造だけでなくパッケージデザインもお受けいたしております。
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