OEM(受託製造)コラム
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パラベンは悪い成分なのか?
市販されている化粧品の多くは、パラベンフリーなどと記載されているものが多くあります。
そもそもパラベンとは、正式名称『パラオキシ安息香酸エステル』と呼ばれ、化粧品や食品、医薬品などに防腐剤として使用されています。
パラベンは抗菌性に優れており、菌の繁殖を防ぐ効果があります。
化粧品などは、一度開封して空気に触れると、空気中に存在している菌が混入し、雑菌などが繁殖する可能性があります。
それを防ぐために使用されているのです。
しかし近年では、パラベンは発がん性物質になりうるという研究結果が発表され、一般消費者の間では毛嫌いされる傾向にあります。
パラベンは使用上限が決まっている
パラベンの使用量の上限は、化粧品の場合1%と定められています。
しかし、ほとんどの化粧品ではその10分の1程度しか配合されていません。
その程度でも十分に効果を発揮してくれるのです。
さらに、安価であるため非常に重宝されているという現状があります。
パラベンを使用する上でのリスクは?
現在の商品販売において、パラベンを使用するリスクはあるのでしょうか。
安全性という部分では、パラベンは非常に優秀な素材ではあります。
ただ市場の動向として、パラベンは極力配合せずに商品化するというご依頼が多いのが現状です。
安価で大衆向けの商品にするのであればパラベンを使用しても構いませんし、こだわりを持つ方々への商品を販売する場合はパラベンは避けるべきでしょう。
パラベン以外にも、防腐効果を持つ成分はございますので、弊社では様々なご要望にお応えできると思います。
こんな商品を作りたいというイメージがございました、是非弊社へご相談ください。
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