ケストース
原料のご紹介
有益な腸内細菌を増殖させるケストース
ケストースは、砂糖の主成分であるスクロース(二糖類)とフルクトース(単糖類)が結合した三糖のオリゴ糖です。
タマネギやライ麦など、日常的に摂取する野菜や果物にも少量ながら含まれています。
吸湿性が極めて低く、耐熱性にも優れているため、食品加工時の利便性が高いです。
また、砂糖に似た甘みがあるため、砂糖の代用品としても使用可能です。
ケストースは、経口摂取後は消化されることなく消化管下部まで届き、腸内細菌の栄養源となり腸内環境を整えてくれます。
また、ケストースは保水剤として、化粧品にも使用されています。
ケストースに期待される効果
腸内環境の改善
腸まで届いて、有益な効果を与える腸内細菌を増殖させ、腸内環境を改善する効果があります。
その効果は、腸内環境改善で広く使用されている乳酸菌飲料や発酵食品よりも高いことが立証されています。
近年の研究で、膵臓がんと腸内細菌の関連性が明らかになり、ケストースががんの予後を改善する可能性を示した研究結果もあるため、今後もケストースの可能性が期待されています。
アレルギー症状の改善
日本では、2人に1人は何らかのアレルギー疾患に罹患していると言われています。
年々罹患者が増加しているアレルギーですが、ケストースはアレルギー症状の改善が期待できます。
実際に、アレルギー患者にケストースを継続的に摂取させた試験で、アレルギー症状が改善した結果が出ています。
糖尿病の予防・改善
血糖値のコントロール不良は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を引き起こします。
それには、腸内環境が影響を及ぼすことが明らかになっています。
実際の研究で、標準食群とケストース食群で実験したところ、ケストース食群は血糖コントロールが良いという結果が出ています。
ケストースは、血糖コントロールに効果があり、糖尿病の予防も期待できます。
デトックス作用
ケストースは、抗酸化や解毒に関与する物質を活性化することが明らかになっています。
さらに、肝臓の機能維持にも効果があることもわかっています。
保湿効果
ケストースは、高い吸湿性を持っています。
肌に塗布することで水分を引き寄せ、保湿効果があります。
一日推奨摂取量
年齢によって一日摂取量は異なります。
化粧品表示名称
ケストース
ケストースでサプリメントや化粧品を製造する場合
ケストースは、ビーツや甜菜糖を原料とし、オリゴ糖を抽出して酵素反応させることでオリゴ糖を分解・転移させ精製します。
形状は粉末で、打錠やソフトカプセル、ハードカプセルの剤形で製造可能です。
個包装でも製造可能です。
耐熱性に優れる糖質なので、製造や使用時に熱による変化を心配する必要もありません。
ケストースを使ったサプリメントや化粧品の製造をご検討の方は、お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
本ページに記載されている内容は、健康食品・化粧品などの製造を検討されている方を対象として掲載しております。一般の方への提供を目的した情報掲載ではございません。
サプリメントや健康食品、化粧品の製造販売をご検討中の方はお気軽にSUNAO製薬までお問い合わせください。