桑の葉
原料のご紹介
血糖値の上昇抑制が期待される『桑の葉』
桑(マルベリー)は、世界中に自生している落葉樹です。蚕を育てるために植栽されてきた植物ですが、最近はダイエットや糖尿病予防に効果があるとして注目を集めています。
桑は葉だけでなく、枝や実、根の皮なども効果があるとして、古くから中国で使用されていました。日本でもお茶として親しまれています。
特に桑の葉には、カルシウムや鉄、亜鉛などのミネラルや、ビタミン類、食物繊維を豊富に含む他、注目成分DNJ(1-デオキシノジリマイシン)を含んでおり、様々な効能が期待されるとして研究が進められています。
通常、小腸の上皮にあるαグルコシダーゼという分解酵素が食事で摂った糖を分解し、吸収しやすくするのですが、DNJにはそのαグルコシダーゼの働きを阻害し、糖の吸収を抑制することが分かっています。
桑の葉に期待される効果
血糖値改善
桑の葉に含まれるDNJによって糖の分解・吸収が抑制され、血糖値の上昇を抑制します。
ダイエット効果
インスリンは血中の糖を脂肪に変える働きがあります。血糖値の急激な上昇を抑えることで、インスリンの分泌が抑制され、脂肪の蓄積を抑えます。また、新陳代謝を活性化する効果があるため、ダイエット効果が期待できます。
便秘解消
DNJによって吸収を阻害された糖質が、大腸でガスを発生させることで大腸の動きを活発にし、便通の改善が期待されます。
精神を安定させる効果
桑の葉には抗ストレス成分として注目を集めているGABAが多く含まれるため、ドーパミンを抑制し、精神を安定させる効果が期待できます。
動脈硬化抑制
桑の葉はQ3MG(ケルセチンマロニルグルコシド)というフラボノイドを含んでおり、動脈硬化の原因のひとつである悪玉コレステロールが作られるのを抑制するため、動脈硬化抑制効果が期待できます。
1日推奨摂取量
設定されておりません。
桑の葉でサプリメントを製造する場合
桑の葉は各種サプリメントの原料となる桑の葉エキスの他、お茶としての原料も取扱いがございます。
サプリメントだけでなく、オリジナルブレンドティの製造も承りますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。