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OEM(受託製造)コラム

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農産物を化粧品に活用!オリジナル原料を作りのポイントを解説。

たくさんの農産物の写真

化粧品には多様な成分が使われていますが、みなさんが育てた農産物は化粧品原料に出来る可能性があります。

  • 育てた農産物を有効活用したい
  • 地元の農産物を加工して商品にしたい
  • 化粧品原料には何が求められているのか知りたい

など、現在お手元にある農産物の有効活用をご検討中の方は化粧品原料への活用をご検討されてはいかがでしょう。

この記事では、化粧品OEMでも強みとなる「化粧品の原料化」について解説しています。

化粧品原料とは

化粧品のエキスの写真

化粧品原料とは化粧品を構成する様々な成分を指します。

化粧品は、基剤と呼ばれるベース成分(水分・油分・界面活性剤)が成分の大半を占めており、残りは効果効能を方向付ける機能性成分と香料や着色料などです。

化粧品は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(通称:薬機法)」のなかで「人体に対する作用が緩和なもの」と定義されています。

この法律で「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌ぼうを変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。

引用:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律|e-Gov法令検索

原料の組み合わせは機能性を高めるために、検討しなければなりません。

差別化できる原料は求められている

化粧品の小瓶の写真

化粧品は販売品目も多く、大小多くの会社・メーカーから販売されているので、差別化することは重要な戦略の1つです。

同じ原料や成分を使った商品同士では、価格競争が起こりやすく、販売数が伸び悩む可能性が大いにあります。

また、大手メーカーのブランドが購入理由になる場合も多く、なかなか市場の中でシェアを奪いにくい状況があります。

お手持ちの農産物を原料に加工し、オリジナルの商品を作ったり原料販売することは、差別化のための要素として求められています。

手持ちの農産物が原料に変わるメリット

農作物を収穫している写真

化粧品原料は、生産者にとって新たな収益になる可能性があります。

もし、余剰農産物や加工残渣(加工後の不要物)を原料として加工・販売できれば、付加価値の高い化粧品原料が生まれます。

SDG’sの観点からも、農産物の有効活用が出来、新たな収入源となる可能性があります。

化粧品原料が満たさなければいけない基準

実験器具を使って検査している風景の写真

化粧品に使用する際にはエキス(液体)に加工します。

ただし、どんな液体でも良いわけではなく、定められた基準をクリアしなければいけません。

ここでは、化粧品原料として満たさなければならない基準についてまとめております。

化粧品基準とは

厚生労働省が定めている「化粧品基準」によって、化粧品の原料として使用できるものが告示されています。

主な項目は以下の4つです。

  • 防腐剤、紫外線吸収剤及びタール色素以外の成分の配合の禁止
  • 防腐剤、紫外線吸収剤及びタール色素以外の成分の配合の制限
  • 防腐剤、紫外線吸収剤及びタール色素の配合の制限 
  • 化粧品に配合されるグリセリンの量の制限

参考:化粧品基準|厚生労働省

化粧品基準には「すべての化粧品に配合が禁止されている成分」、「すべての化粧品に配合の制限がある成分」、「化粧品の種類又は使用目的により配合の量が制限されている成分」、「化粧品の種類により配合の制限のある成分」が定義されています。

薬機法に定められている通り化粧品は身体に塗擦、散布して使用するため、人体への悪影響が懸念される成分は配合の禁止・制限が設定されています。

他にも基準には、成分細かく規定されていますので、実際に原料を加工する場合には確認をしておきましょう。

既に原料として使われているか確認する

既に化粧品原料として使われているものであれば、基準を満たしている場合が多いので加工向きです。

日本化粧品工業連合会のサイトでは化粧品で使用できる原料を検索することが出来ます。

お手持ちの農産物がありましたら、一度検索をしてみてください。

原料化にかかる費用

計算機と書類の写真

お手持ちの農産物を化粧品原料として加工するには、おおよそ20万円の費用が必要で、農産物によってはそれ以上の加工費が必要な場合があります。

ただし、原料として使えるかの調査は無償で対応いたします。

お持ちの農産物によっては原料化が難しい場合もありますので、加工の可否については一度SUNAO製薬までお御相談ください。

加工可能な場合には、お手持ちの農産物の成分を抽出する加工を行います。

お手持ちの農産物の原料化をご検討ください

男性同士が握手している写真

化粧品の原料は様々な農産物から作ることが可能です。

お手持ちの農産物があり、日本化粧品工業連合会のサイトで原料として登録されていれば、新しい収益・化粧品原料として活用できます。

SUNAO製薬では化粧品原料への加工のご相談を受け付けております。原料に加工できるかのご相談はもとより、加工した原料を使った化粧作りまで、対応可能です。

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