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サプリメント製造に知っておいた方が良い香料の知識を解説

瓶に入ったアロマオイルが並んでいる写真

サプリメントや健康食品を初め、食品の多くには香料が使用されています。

しかし、無添加商品がブームになった事で、香料が使用されていることを気にする消費者も増えてきました。

香料を使用しなくても商品は作れますが、使用しない事でのデメリットもあります。その為、香料の機能をしっかり把握した上で使用の有無を判断する事をおすすめします。

この記事では、サプリメントの製造において知っておいた方が良い香料の知識について紹介します。

これからサプリメントの製造を検討されている方はこの記事を参考にしてください。

SUNAO製薬では、サプリメントのOEM製造をお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。

香料の役割

ボトルの香りを嗅いで笑顔になっている女性の写真

香料は、食品や化粧品など様々な商品に香りをつける為の原料です。殆どの香料が食品添加物に分類されます。

ごく微量で商品に香り付けができる為、多くの商品で使用されています。

香料の役割は、商品に香り付けをする他に、好ましくない香りを抑える為のマスキング目的や、集中力アップやリラックス効果など、香りの持つ機能を活用した機能性向上の目的などに使用されています。

天然香料と合成香料

香料には、天然香料と合成香料の2種類があります。

天然香料は、植物や果物などから採取された香料の事を言います。

合成香料は人工的に製造された物で、その種類は3000種類以上もあります。

天然香料は合成香料と比較して自然に近い香りを付ける事ができますが、香りが弱めな為ある程度添加しないと十分に香りはつきません。

その為、その分費用がかかるデメリットがあります。

合成香料は、極微量で香りが付くため、その分費用を抑える事ができますが、天然の香料と比較するとやや人工的な香りになる場合があります。

香料の形状

香料の形状は、粉末、液体、顆粒、オイルなど様々な形状の香料があります。

原料の形状はサプリメントの形状に合わせて選択する為、香料もそれに合わせて選ぶ必要があります。

ドリンクやゼリータイプは中身が液体な為、原料も液体タイプを選ぶと良いでしょう。

打錠や粉末商品は、原料は粉末を使用する事が多い為、香料も粉末もしくは顆粒を選択します。

錠剤・粉末サプリメント向けおすすめの香料

錠剤、粉末が木製のスプーンに盛られて並べられている写真

ソフトカプセルやハードカプセルは、原料が直接舌に触れる事はなく香りも感じにくい為、使用しなくても大きな問題ありません。

錠剤や粉末のサプリメントと相性の良い香料について紹介します。

錠剤向けの香料

錠剤は、主に粉末原料を混ぜて圧力を加える事で成形しています。

その為、香料も粉末香料を使用する事をおすすめします。錠剤の製造時には圧縮や熱が加わる事が多い為、それらに耐えられる香料を選ぶ必要があります。

中には、熱を加えると香りが飛びやすい香料もあるので注意が必要です。

粉末サプリメント(青汁/プロテインなど)向けの香料選び

粉末サプリメントは粉末原料を混合して作られている為、香料も粉末タイプがおすすめです。

粉末の商品は、殆どが水に溶かして使用する事が多いので、水に溶かした際に均一に溶けるかどうか、溶解性の良い香料を選ぶ事がポイントになります。

香料を使用しない選択肢もある。

添加物を避けたい場合や、特定の香料にアレルギーがある方もいる為、香料を使用しない選択肢もあります。

香料を使用しないと、どうしても香りの弱い商品になりますが、中には自然な成分や原料だけで作られた製品を好む消費者もいる為、ターゲットに合わせて香料の有無を選択すると良いでしょう。

もし香料を使わなかったら

原料自体の香りが強く、その香りが商品のイメージと合っている場合は香料は不要です。

香料を使用しないと原料の風味そのものをダイレクトに感じてしまう為、例えば原料に独特な香りがある場合は、その香りを強く感じてしまいます。

香料にはマスキング効果(覆い隠す効果)もあるので、好まない香りがある場合は香料を使う事をおすすめします。

香料選びのポイント

液体の入った小さな緑色の瓶が白い背景に配置されている写真

香料は、1つの香りでもパターン別で沢山の種類があります。

例えばりんごの香料の場合、青リンゴの香りや、紅玉などの酸味が強めな香り、甘味の強い香りなど種類は豊富です。

香料を選ぶ場合は、ターゲットとなる消費者の好みに合わせて選択すると良いでしょう。

香りは商品の印象に強く関係する為、商品コンセプトを強める香料を選ぶ事も重要です。

レモン味は酸味だけでなく、香りもある事でよりレモン感を演出する事ができます。

香料をいくつか組み合わせるのも1つの方法です。香料は種類によって単価の高い物もあるので、原価とのバランスを見ながら香りの選択をするのも重要です。

ローズやゆず、カモミールなどは単価が高い傾向にあります。

コストと品質のバランスを考慮しながら、最適な香料を選びましょう。

パッケージ上の表記の注意点

パッケージのデザインについて会話している会議風景の写真

香料は、複数使用した場合でもまとめて表記する事が可能です。

天然と合成の両方を使用した場合、区別の記載をする必要はありません。天然香料のみを使用した場合「天然香料」と記載する事は認められておりません。

ただし、使用した植物名を使って「オレンジ香料」の様な表記は認められいます。

香料の中にアレルギー物質がある場合は、その表記は必須となります。

アレルギーを引き起こす可能性があるものは、明確に表記しましょう。

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無地のパッケージとボトルの画像

サプリメントで使用される香料のまとめ

青汁を飲んで笑顔になっている女性の写真

香料は、香り付けだけでなくマスキング効果や機能性の向上など、様々な役割を持つ原料です。

香料を使用せずに無添加商品を作るのも1つの方法ですが、使用しない事によるデメリットもある事は把握しておきましょう。

これから製造する商品は何を優先して作るべきなのかを判断して、使用する原料を選ぶ事をおすすめします。

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