OEM(受託製造)コラム
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【新たな差別化】食品に栄養追加して新たな魅力を創出。
食べ物は、私達が生きる上で必要不可欠な物であり、日常的に多くの種類の食品が販売されています。
一方で、フードロスの問題もあるように廃棄されている商品が多いのも実情です。商品を作る立場で考えれば、魅力のある商品を作り沢山の方から選ばれ、廃棄のない商品を作りたいですよね。
サプリメントの様に手軽に栄養補給ができる食品も人気ですが、より日常的に食べている食品で栄養補給ができる商品作りもおすすめです。
この記事では、食品に栄養を追加して付加価値を付けた商品作りについて紹介します。
これから商品作りを検討している方は、この記事を参考にしてください。
SUNAO製薬では、栄養を強化した食品やサプリメントのOEMをお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。
栄養を追加して食品を作るメリット
栄養を追加した食品を作ると、ただの食品ではなく健康志向に訴求できる商品を作る事ができます。
添加物を使用していない商品や、塩を控えめにした商品などの需要が高まっていますが、これらの商品を選択する理由は体への影響を気にしている消費者がいるからです。
また、サプリメントの様に食事にプラスして補給する事を煩わしく感じ、美味しく食事をしながら栄養も補給したいというニーズもあります。
5大栄養素をバランス良く摂れる完全栄養食も一つの栄養を追加した食品と言えるかもしれません。
商品作りのアイデア
食品なので効果効能を記載する事はできませんが、配合している栄養素を伝える事は問題ない為、上手く表現していく事がポイントになります。
栄養を追加した商品作りのアイデアを紹介します。
シチュエーションに合わせて訴求する
シチュエーションに合わせた訴求をする事で、消費者が使用シーンをイメージしやすい商品を作る事ができます。いくつか例を紹介します。
必要な栄養を摂りながらダイエットをする
「ダイエット中なので食事の量を減らしたいが必要な栄養素は摂りたい」と言う一見実現できなさそうなダイエッターの要望に応えた商品です。
糖質や脂質を抑えながらもタンパク質やビタミンミネラル、食物繊維などの栄養素は摂れる栄養バランスにします。
商品の例として、満腹感を得つつビタミンやミネラル、タンパク質などの摂りたい栄養を補給できるゼリーなどがあります。
ゼリーにする事で、控えたい脂質や糖質は少なくして作る事ができます。
満腹感にはやや劣りますが、比較対象が糖質や脂質であれば、違いを訴求することでターゲットに響く商品になるかもしれません。
オリジナルの栄養補給食品を作る
普段口にしている食品に栄養添加して、オリジナルの栄養補給食品を作る事もおすすめです。
例えば、お茶やスープの様な日常の食事にある食品の中に強化したい栄養素を入れる等です。
特に、子供向けの商品は、カプセルや打錠の様なサプリメントの場合、薬をイメージさせてしまい摂取するのを嫌がられる可能性がある為、馴染みのある食品で作る事をおすすめします。
成長に必要な栄養素を強化すれば、美味しく食事をしながら栄養補給する事ができます。
お菓子感覚で栄養補給をする
ガムやグミの様なお菓子に栄養をプラスする事も可能です。
多くの栄養を配合することはできませんが、美味しく味付けをすれば、お菓子を食べている感覚で栄養を摂取する事ができます。
特に、ダイエット中はお菓子を我慢する方が多くいます。
その為、甘味料などを使って糖質を抑えながらビタミンやミネラル、代謝を上げる成分などを添加した美味しく食べられる商品は喜ばれるでしょう。
食事の代替にもなる完全栄養食
養素がバランス良く摂取できる商品は、忙しく食事が摂れない時でも体のためになる食事代替商品を作る事ができます。
腹持ちが良く美味しく食べられるクッキータイプや、手軽に片手で摂取できるパウチゼリー、プロテインの様な水に溶かして飲む粉末タイプの物など、色々な形状で作る事が可能です。
配合量で訴求する
「1日分の栄養を補給できる」「1日に必要な栄養の◯分の1を摂取できる」の様な記載がされている商品を見たことは有りませんか?
これらの商品は、厚生労働省が発表している日本人の食事摂取基準に書かれている1日に必要な栄養素の量を基準にして記載されています。
「1日分の」などを表記する事で、どの位の栄養が摂れるのかを消費者に明確に伝える事ができます。
消費者も分かりやすい商品の方が購入しやすいので、売上アップに繋がる可能性が高くなります。
日本人の食事摂取基準の数値は5年ごとに改定されており、2025年版が最新の情報ですので注意しましょう。
商品名で訴求
食品では商品パッケージに効果効能の記載はできませんが、商品名に栄養素を連想させるワードを入れたり、効果を連想させるワード・オノマトペを入れる事は可能です。
例えば、「プロテイン〇〇」の様にメインに配合している栄養素を商品名に入れたり、「すくすく〇〇」「ムキムキ〇〇」「サラサラ〇〇」の様な、成長する・筋肉がつく・血液がサラサラになる等の効果をイメージさせるワードを入れる事などが可能です。
あまり露骨に入れるのはおすすめできませんが、商品名が効果や未来の姿を連想させる事は色々な既存商品でも活用されていますので、挑戦してみるのも一つです。
まとめ
コロナ以降、健康の大切さを実感し食事に意識を向ける方も増えてきました。
その為、健康志向の商品の需要は今後も高まる事が予測されます。
栄養を強化した食品は、アイデア次第で色々な商品を作る事ができます。
商品を作る際は、ターゲットの需要や生活スタイルに合わせて日常に溶け込む商品作りを意識しましょう。
SUNAO製薬では栄養を強化した食品やサプリメントのOEM製造をお受けしております。
製造をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。