OEM(受託製造)コラム
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青汁OEMの秘訣!青汁商品の開発のための種類・原料を解説
青汁は健康飲料として昔から飲まれていて、長く愛されています。
健康志向の高まりに伴い、青汁市場の規模は拡大傾向にあり、今後も需要が伸びることが期待されます。
青汁のOEMでは、形状や製品に自由度が高いので、自社製品の目的やターゲット層に合わせて商品を開発することができます。
- これから健康食品の販売を検討している
- 青汁のOEM製造を依頼したい
- 既存商品のラインナップを増やしたい
この記事では青汁の販売を検討している方に向けて、OEMで製造する際に知っておくべきことを解説します。
SUNAO製薬では青汁のOEM製造を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
目次
そもそも青汁とは?
青汁は、主に野菜や果物、葉物野菜などを原料とした健康飲料です。
古くは平安時代に使われていた植物の葉を利用した汁が起源という説があります。ケールを主原料とした青汁は戦時中の食糧難による栄養不足を解消するために開発されたと言われています。
多くの青汁は粉末の状態で販売され、水などの液体に混ぜることで作られます。野菜不足や美容・健康目的などで飲まれることが多く、近年ではスムージーやサプリメントの形で販売されることもあります。
青汁は、健康志向の高まりに伴い、近年ますます普及しています。特に、野菜不足を補うことができることや、美容やダイエットを目的とした商品が販売されていて、ターゲット層も広がっています。
青汁の市場規模は1000億円超え
健康産業新聞の調査によれば、2021年の青汁製品の市場は1,076億円規模で、前年比で0.47%の微増であったと発表されています。
2021年通期の青汁製品(グリーンスムージー含む)の市場動向をまとめた結果、前年比0.47%増の推計1,076億円と、2年連続で市場は回復したことがわかった。
引用:伸長率鈍化も、2年連続で市場回復(特集/青汁) | 健康産業新聞
コロナ禍での健康意識の変化が後押しする形で市場が拡大し、以前の水準に回復したと分析しています。
最近では、フルーツや野菜を加えたスムージー、液体ではない商品や、オーガニックやフェアトレードにこだわった商品などで、ダイエットや美容目的で青汁を愛飲する人が増えていることも要因の一つと考えられます。
青汁は粉末以外の形も増えています。
青汁は粉末を溶かして飲むイメージが強い商品ですが、粉末以外にも、カプセル、錠剤、液体などの形状が存在します。
OEMで製造する際には、自社製品の目的やターゲット層に合わせた形状を選ぶことが必要です。 例えば、飲みやすさを求める場合には、カプセルや錠剤が適しているかもしれません。
ここではそれぞれの形状と特徴について紹介します。
粉末(パウダー)
青汁といえば「粉末」を多くの方が想像するので、メジャーな形状です。
飲み物に混ぜたり、直接口に入れたりして摂取できるため、使い方が自由で、粉末なので原料の味や風味をそのまま楽しむことができます。
ただし、粉末は飛び散りやすいため一回分ずつにわけた個包装にしたり、大容量の場合にはスプーンを付けるなどの工夫が必要です。
カプセル
中に青汁を詰めたカプセルは健康食品というよりはサプリメントですが、飲みやすく手軽に摂取できるため便利です。
青汁の独特の味が苦手という人でも、カプセルであれば飲めるので、飲みやすさで訴求をする場合には有効な形状です。
味を気にしなくて良いので、色々な種類の成分を入れることができます。
錠剤(打錠)
青汁の粉末に圧力をかけて固め、錠剤にすることも可能です。
粉末よりも持ち運びがしやすく、飲み忘れの心配も少ないため、忙しい人にとっても使いやすい形状です。
原料の味を感じてしまうので、どうしても苦味や酸味が苦手な方には好まれません。
ドリンク(液体)
粉末の青汁を液体に溶いた状態で販売する事も可能です。
パウダーを溶く手間が不要で、ジュースと同じように飲めるため手軽さが人気です。フルーツ風味を付け飲みやすく仕上げることで、フランクな健康食品として強みを持たせることもできます。
ペットボトルや紙パックなど手軽にのめる容器で販売することで、移動中に手軽に摂れる健康食品として販売しても良いでしょう。
その他の形状
青汁は飲む以外にもアレンジも可能なので、青汁入りアイスクリーム、青汁入りクッキーなど、食品に利用することもターゲットに合わせて検討してみましょう。
食品以外にも「完全栄養食」に配合した青汁完全食など、トレンドの健康食品と組み合わせたコンセプトの商品も面白いかもしれません。
青汁のOEM製造に必要な費用の目安とロット
青汁のOEM製造に必要な費用の目安は、製造工程やロット数によって異なります。一般的には、以下のような費用が必要ですがロット数や製造工程によって異なります。
- 原料費:青汁の原料に必要な野菜や果物、葉物野菜の調達費用
- 製造費:青汁を製造するために必要な費用
- 包装資材費:青汁をパッケージングするために必要なボトルや袋、ラベルなどの費用
- その他の費用:試作費用、パッケージのデザイン費用、ロット数によって変化する輸送費用など
SUNAO製薬では青汁を粉末で製造する場合の目安は以下の表のとおりです。
ロット | 60kg~ |
---|---|
最短納期 | 4週間~ |
費用 | 40万円~ |
製造費用は記事執筆時の金額です。最新の製造費用についてはサプリメントOEMのページでご確認ください。
もちろん使用する原料や試作回数などによって変動しますので、あくまで目安としてお考えください。
ロット数が大きくなれば単価は下がりますが合計金額は大きくなります。製造費用に詳細についてはSUNAO製薬までお問い合わせください。
青汁の製造にはどんな原料が使われる?
青汁の原料として使用される野菜や食品は、主に以下のようなものあります。
葉物野菜は、ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、健康に良いとされているので青汁ではよく使われます。
特に大麦若葉やケールは有名な商品に使われているので、素材としての認知度も高い原料です。
ケールはスーパーフードとも呼ばれてるくらい栄養豊富なので、栄養補給目的の青汁にはよく使われます。同じくスーパーフードと呼ばれる原料に「モリンガ」があります。
メジャーな原料以外にも使用する原料の組み合わせで特徴づけをすることも可能です。
また、オーガニック原料を使用することで、健康志向の高い方向けの商品を製造することもできます。
原料選定は、製品の目的やターゲット層に合わせて検討してください。
SUNAO製薬で販売している青汁 「shutto® (シュット)」
宮崎大学と宮崎県が長年研究しているブルーベリー葉と、宮崎県五ヶ瀬町の天皇杯受賞茶園『宮崎茶房』が作る農薬・化学肥料不使用で栽培した贅沢な釜炒り茶葉を使った茶葉香る美味しい青汁です。
一回分の粉末をステイック状の分包にし、使いやすさと持ち運びやすさにも配慮しました。また、通販でも送料を抑えられるサイズの化粧箱をデザインしました。
青汁をOEMで製造する際のポイントのまとめ
青汁のOEMには以下のポイントがあります。
- 青汁の商品形状
- 青汁の製造費用とロット
- 青汁に使われる原料
製造する前に設定する商品コンセプトやターゲットを設定した上で、上記の項目を検討し是非オリジナルの青汁を製造し販売をしましょう。
SUNAO製薬では自社商品の製造と通信販売のノウハウを持っていますので、製造だけではないアドバイスも可能です。
青汁の製造についてご検討の方は、是非SUNAO製薬にお問い合わせください。