OEM(受託製造)コラム
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プロテインの特徴や形状・原料を解説。小ロットから個人でもOEM製造可能!
プロテインはOEMで製造することが可能です。
近年、商品の形状が豊富になり、多様な商品が店頭に並んできて購入の選択肢が増えてきています。
これからオリジナルプロテインの製造をご検討中の方で、どのように製造を依頼すれば良いのかお悩みの方は、この記事をご確認ください。
プロテイン商品形状や種類、製造ロット以外にも商品の特徴づけなど、販売に関わる情報も解説していますので、OEM製造時の参考にしてください。
目次
プロテイン商品の形状の種類を選ぶ
プロテインはタンパク質のことですが、一般的に粉末状の商品をイメージされます。
ただ、「外出先で手軽に摂りたい」などのニーズがあり、販売商品の形状が多様化して来ています。
商品形状もコンセプトに合ったものを選べるようになって来ていますので、各形状のメリット・デメリットを解説します。
プロテインパウダー(粉末)
現在流通しているプロテインの主流はプロテインパウダーで、大容量パッケージで販売されている商品が人気です。
メリット
販売のメリットとしては大容量パッケージで製造することで製造コストを抑え、商品単価を高く設定することができます。
デメリット
飲む際に都度計量しシェイカーに入れ、液体に溶かさなければいけないので、手軽には飲めない分、手軽さをもとめるライトユーザー向けにはひと工夫が必要です。
また、プロテイン自体の味が得意でないユーザーも多いので味を添加するなどの対策が必要です。
プロテインタブレット
プロテインを打錠として固めたタブレットのプロテインです。
そのまま飲み込むタイプと、舐めてとかすチュアブルタイプがあります。
メリット
粉末状のプロテインのように水に溶かす手間が無いので、外出先などでも手軽に持ち運んでプロテイン補給ができるので、時間がないときにもプロテイン補給ができます。
サプリメントを飲み慣れている方にはスムーズに飲んでいただけます。
デメリット
粉末と同じ量を摂取するためには、打錠の粒を大きくするか飲む数を多くする必要があるので、飲みにくさを感じるユーザーもいます。
手軽に摂れる仕組みを工夫する必要があります。
プロテインドリンク
プロテインがドリンクに入っていて、パックやペットボトルで販売されています。
コンビニなどで手軽に購入できるので、通勤の途中などに買って飲む場合が多い商品です。
粉末を溶かす手間もなく、持ち運びに便利なので人気です。
メリット
プロテインパウダーやタブレットと違い、最も手軽にプロテインを取れるので手軽さとしては一番人気です。
デメリット
店頭販売が主販路の商品形態なので、流通ルートを持っていないと販売しにくい商品形態です。
既存商品の横展開などで流通ルートが確保できている場合に製造を検討することをオススメします。
プロテインバー
棒状の菓子などにプロテインを配合していて、コンビニやドラッグストアで販売されています。
棒状以外にも、ウエハースやグラノーラタイプなど形状はさまざまです。
普段のお菓子の代わりにプロテインを取れる手軽さから多くの商品が販売されています。
メリット
お菓子感覚で食べることが出来るので、満腹感を刺激して、ダイエットしている方には嬉しい商品です。
デメリット
ロットが大きく小ロットで製造する場合には単価が高額になります。
プロテインドリンクと同様、店頭販売がメインの流通商品なので、販路をネット通販で検討中の場合には、大容量パックなど通販のメリットを活かした戦略が必要です。
人気のプロテイン原料の種類
プロテインは原料や精製方法によって複数の種類があります。
商品コンセプトにあわせてプロテインの種類も選ばなければいけませんので、プロテインの種類も理解しておきましょう。
ソイプロテイン
大豆を原料として作られるプロテインです。大豆はもともと「畑の肉」と呼ばれるほどたくさんのタンパク質と栄養素を含んでいます。
植物由来のプロテインなので、ベジタリアンやビーガンの方にむけた商品でも活用できます。
ホエイプロテイン
牛乳由来の動物性プロテインです。
体作りのためのプロテインの多くがホエイプロテインを原料として配合されています。
精製方法によってWPI、WPH、WPCの種類があり、それぞれに成分や体内への吸収に違いがあります。
筋肉増強を目的としたプロテインを製造する場合にはホエイプロテインを使われることがほとんどですが、精製方法によって費用が異なりますので、お問い合わせの際にご確認ください。
その他のプロテイン
ホエイ、ソイは一般的にプロテインの原料として広く認知されている原料ですが、それ以外にもプロテインはあります。
動物性プロテイン
植物性プロテイン
- ピープロテイン
- ライスプロテイン
原料によっては仕入れ値が高価になる場合もありますが、商品づくりのために知っておくと良いでしょう。
プロテインは英語で、直訳するとタンパク質です。 ただ、日本国内の場合はプロテインサプリメント(タンパク質を高濃度で抽出して粉末状にしたもの)を指すことが多いです。 プロテインサプリメントには大きく分けて『植物性』と『動物性』の2種類[…]
大手にはできない商品づくりで差別化する
これからオリジナルプロテインのOEM製造を検討されている場合には大手メーカーと同じ戦略では販売するべきではありません。
プロテインは大手食品メーカーや専門のメーカーが製造・販売している商品は、ドラッグストアやスポーツ用品店の店頭でも陳列されているので、すでに消費者にブランドとして認知されています。
同じステージで戦っても製造ロットや商品価格で勝つことは難しいので、軸をズラした戦略が必要です。
味や素材で差別化する
大手メーカーでは出ていない味や、他原料を配合して機能性を追加した商品で違いを出す方法があります。
特に味は個人の好き嫌いが分かれる部分ですが、薬品っぽい味が苦手な方もいらっしゃいます。
フレーバーを調整して、風味を改善するだけでもオリジナリティは出せるのでオススメです。
販路を活用する
パーソナルジムや美容サロンなどを運営されている場合には、既存のお客様に販売すれば、新規で構築するよりも比較的容易に販売ルートを構築できます。
また既にインターネット通販として、商品販売をされている場合にはオリジナルブランドのラインナップ商品としてプロテインを販売してもOKです。
さらに関連商品のOEMで単価アップを狙う
シェイカーやケースなどを関連商品として販売するのも売上を構築する戦略の一つです。。
プロテインパウダーを飲む場合には必ずシェイカーを使いますし、計量にスプーンを使います。
タブレットなどは持ち運ぶケースがあると便利です。
シェイカーやケースを製造してくれるOEMメーカーはたくさんありますので、オリジナルブランド商品として展開すると良いでしょう。
SUNAO製薬ではプロテインのOEM製造に対応
プロテインのOEM製造の新規問い合わせをお受けしてしております。自社商品でも、戦略的に大手と違った特徴を打ち出したプロテインを販売しております。
お気軽にお問い合わせください。
プロテインの製造ロット・製造費用
ロット | 30kg~ |
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費用 | 50万円~ |
最短納期 | 4週間~ |
製造する処方や原料によってはロット、費用、納期は異なります。
自社製品の製造事例
SUNAO製薬では「九州アミノシェイク」シリーズとしてソイプロテインを用いたソフトプロテインを販売しております。
抹茶味やココア味など飲みやすくて美味しいプロテインを目指し製造しました。
大手通販モールでも販売しております。
プロテインのOEM製造についてのまとめ
プロテインは人気の商品で市場でも多くの商品が流通しています。
これからサプリメントOEMをご検討の方は以下の項目をご検討いただくと、差別化した特徴のある商品を作ることができます。
- プロテインの形状
- 原料の種類
- 大手とは違った商品特徴
SUNAO製薬ではプロテインのOEMのご相談をお待ちしております。
プロテインの資格を持ったスタッフがご対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。