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美味しいプロテインで差別化を図る!味つけのコツと製造のポイント

シェイカーに入ったプロテインをを飲む女性

プロテインは『まずい』『飲みにくい』というイメージが根強くありますが、美味しく飲めるプロテインであれば継続しやすくリピート率の向上にもつながります。

SUNAO製薬で販売しているプロテイン「アミノシェイク」は、美味しいと多くのレビューで高評価をいただいている商品です。

この記事では、プロテインを美味しく味付けするコツについて解説します。

これからプロテインの製造を検討されている方はこの記事を参考にしてください。

SUNAO製薬では、サプリメントのOEMをお受けしております。製造をご計画中の方はお問い合わせください。

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プロテインの味つけが重要な理由

 

プロテインは「美味しくない」というイメージが付いている分、美味しく味付けができれば付加価値の一つとなります。

美味しいプロテインは無理なく飲む事ができる為、継続使用率の向上が期待できます。

さらに、リピート購入が増えれば、売上拡大にも直結するでしょう。

近年、プロテインの需要拡大に伴い商品数も増加し、原料や配合量だけでは差別化が難しくなってきました。

その中で、味付けの技術は模倣されにくく、独自性を打ち出せる一つの要素となります。

プロテインの味つけでよくある課題

スプーンですくったプロテインパウダーをシェイカーに入れている様子

プロテインの味付けで課題になりやすいのが、タンパク原料の味のクセが強く残り、美味しい風味の妨げとなる点があげられます。

タンパク原料のクセは、ホエイの乳臭さやソイの豆臭さや苦味、植物性の独特な風味などがあります。

特に、タンパク原料は配合量が多い為、味に影響を与えやすくなります。

その為、この独特な風味を上手くマスキングする事が美味しい味付けのポイントの一つとなります

マスキングとは、原料特有の苦味や渋味、匂いなどを香料や甘味料などを組み合わせて配合する事で抑えて摂取しやすくするための技術です。

マスキングでよく使われる原料に甘味料がありますが、使いすぎると人工的な味になり好まれなくなる為、自然な甘味で調整する事も重要です。

プロテインの味つけで使用する原料

プロテインを手の持って悩んでいる女性

商品に単純に甘味を付ける場合だと砂糖などの糖分を使用する事もあります。

しかし、甘味付けだけでなくマスキング効果も期待する場合や低カロリーの商品を作りたい場合は、砂糖(糖質系)以外の甘味料を使う事が多くなります。

原料のクセによっては、甘味料だけでなく香料と組み合わせて調整すると良いでしょう。

プロテインの味付けでよく使用される原料を紹介します。

主な甘味料

ステビア

ステビアは、南米原産のキク科植物の葉から得られる天然由来の甘味料です。

砂糖の約200~300倍の甘味を持つ為、少量の配合で甘味を付ける事ができます。

血糖値への影響も少ない事から、ダイエット商品にも幅広く利用されています。

植物性の天然甘味料なので、ナチュラル志向の商品にも多く使われています。

エリスリトール

エリスリトールは、天然由来の糖アルコールの一種で、食品添加物として甘味料に使用されます。

砂糖の約70%程の甘さを持ち、カロリーはほとんどゼロな為ダイエット商品にもよく使われています。

口当たりがすっきりしており、後味のべたつきが少ないのも特徴です。

ラカンカ

ラカンカは中国南部が原産のウリ科の多年生つる植物である、羅漢果という植物から作られます。

ミネラルを含んでおり、コクのある甘味があるのが特徴で、砂糖に近い甘味付けをする事ができます。

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ケーキを食べる女性の画像

味つけの調整は非常に難しい

白衣を着た男女が種類を見ながら会話している写真

味の調整を行うためには、必ず試作が必要となります。

特に、プロテインのように原料その物の風味が強く出やすい商品では、マスキング原料の組み合わせにより味の印象が大きく変わります。

わずかな配合量の違いで甘くなりすぎたり香りが強く出すぎたりする事もあります。

適切な原料の使用が、飲みやすさや美味しさを高め、継続して利用してもらえる製品へとつなげることができます。

SUNAO製薬の味つけ技術の特徴

プロテインドリンクを飲む女性

SUNAO製薬では、高度なマスキング技術により原料の不快な味をカバーするだけでなく、人工的ではない自然な味わいと後味のすっきり感を実現する事ができます。

OEM製造以外に自社商品でも多様な味つけの経験があり、例として和風テイスト(抹茶、きなこ、黒糖)、洋風テイスト(バニラ、チョコレート)、フルーツテイスト(ゆず、グレープフルーツ)など、様々なジャンルの味作りに取り組んでいます。

美味しいプロテインの販売戦略

店頭に並ぶホエイプロテイン商品のパッケージ

プロテインの販売においては、まず味の訴求ポイントを明確にすることが重要です。

『飲みやすい』『美味しい』といった具体的な味の特徴を前面に打ち出すことで、プロテインの味に対するネガティブなイメージを払拭し、継続しやすい商品であることを効果的にアピールする事ができます。

さらに、味見用の小容量商品や複数のフレーバーを組み合わせたお試しセットを用意し、テスト販売やイベントでの試飲会を通じて実際に体験して味の確認をしてもらう事で購入につながりやすくなります。

また、購入者からの口コミやレビューなどの味に関する評価を積極的に収集・発信することで、商品の良さを第三者の声として伝え、商品の信頼性と購買意欲の向上につなげることができます

よくある質問

天然甘味料で味付けは可能か?
可能です。ステビアやラカンカ(モンクフルーツ)などの高甘味度エキスは、砂糖の200〜300倍の甘さを持ちながらゼロカロリー。近年は“スイートプロテイン(ブラゼインやソーマチンなど)”も登場し、よりクリーンラベルでの甘味付与が進んでいます。ただしステビア単体は金属的な苦味が残りやすいため、エリスリトールやフルーツシュガーを少量ブレンドしたり、苦味マスキング香料を併用して後味を整えるのが定石です。
なぜプロテインの味付けは難しいのか?
たんぱく質そのものに“乳臭・動物臭・豆臭”といったベースオフフレーバーが存在し、加工中に脂質酸化やメイラード反応が進むと段ボール様・紙様・焦げ様のにおいが発生します。また配合たんぱく量が多いほど苦味・えぐ味が増幅し、甘味や果実香が覆い隠されやすくなります。植物性へ置き換えると青臭さや渋味が加わり、さらにハードルが上がるため「たんぱく質×高甘味度香味」のバランス設計が必須です。
香料を使った場合、甘みの感じ方にも影響する?
香りは脳での“後付け甘味ブースター”として作用します。バニラ香を0.1 %添加すると砂糖を15 %減らしても同等の甘さに感じるという研究結果があり、天然甘味料の後味改善にも有効です。

まとめ

牛乳を持つ手元のクローズアップ

美味しく飲めるプロテインを作ることは、継続利用の促進や売上向上につながります。

プロテイン需要の高まりと共に商品数も増えている為、プロテインのデメリットである「飲みにくい」という課題を解消した商品は、他商品との差別化にもなりおすすめです。甘味料で風味を調整する場合は、自然な甘さを意識して作るとよいでしょう。

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